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将来の提携を見据えて日本の優れた技術を公募

MONOist 7月7日(木)9時55分配信

 GEジャパンは2016年6月21日、日本の企業や研究機関から優れた技術を募集し、同社との間で相互補完的な協業を目指すことを目的とした「GEジャパン技術公募2016」を開始した。

 この技術公募は、日本の優れた技術を同社の研究開発力や事業化力を背景に世界へ広め、同社と応募者のビジネスの成長に結び付けることを目的としたもので、今回で5回目となる。「オープンイノベーション」を提唱する同社は、2004年から「ジャパンテクノロジーイニシアティブ」の名のもとに、優れた技術を持つ国内の企業や研究機関とオープンに交流する活動を行ってきた。その活動の一環として、将来的な技術提携を見据え、さまざまな領域で新たな協業先を募集しているほか、今回のように特定の技術領域に焦点を当てたキャンペーンも実施している。

 今回募集する技術領域は、「特殊材料および関連技術」「コーティング」「センサー」の3つ。

 特殊材料および関連技術の領域では、分離技術やソリューション、材料システム、ケミカル・プロセス、絶縁材料などについて募集。例えば検査機器の膜機能材料をGEヘルスケアで、3Dプリンティング用の耐熱樹脂材料をGEアビエーションで応用するなどの用途が想定されている。

 コーティングでは、セラミック・コーティング、ポリマー・コーティング、その他のコーティング技術などが求められている。タービンの高熱ガス通路、航空機のファンブレードに用いられる遮熱コーティングや熱溶射技術、また油田・ガス田の海中設備向けの断熱材料

などが該当する。

 センサー技術領域では、バイオ、化学、ウェアラブル、フィジカル、その他のセンサーを募集する。タンパク質含有量測定や水処理、ガス関連で使用するセンサー、燃料(液体)の品質をモニターし分析するセンサーなどが求められており、応用先としてGEヘルスケア、GEパワー、GEオイル&ガスが挙がっている。

 過去の応用例としては、パワーシステム(現アイオクサスジャパン)が応募したスーパーキャパシター技術が、GEヘルスケアのMRI(磁気共鳴断層撮影装置)に搭載された。このMRIは、2010年の発売から世界で約1500台を販売しているという。

 応募は同社専用サイトから受け付けており、2016年8月末まで募集している。

最終更新:7月7日(木)9時55分

MONOist