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野手陣が空回り…黒田の日米通算200勝持ち越し

東スポWeb 7月7日(木)16時31分配信

<中日4-1広島(6日)>重圧は本人以上だったようだ。広島・黒田博樹投手(41)の日米通算200勝がかかった6日の中日戦(金沢)は、6回7安打3失点(自責点2)と粘りの投球ながら、野手に足を引っ張られる形で大台到達は次回登板以降に持ち越しとなった。

 野手陣の空回りぶりは目を覆いたくなるほどだった。初回は無死一塁から菊池の痛烈なライナーは二塁の真正面で併殺。2回も先頭のルナが右前打で出塁するも、今度は新井が中途半端なスイングで投ゴロ併殺打。すると直後には女房役・石原の捕逸で先制を許してしまう。

 その後も負のスパイラルは止まらず、5回には新井の四球、鈴木の左前打で無死一、二塁としながら、下水流が三ゴロ併殺打。0―1の6回にはルナの適時打で同点としたが、そのルナがなおも無死一、二塁の勝ち越し機に続く新井の右飛で一塁を飛び出し、右翼手・平田の好返球もありダブルプレー。助っ人は「難しい判断だった。(打球が)落ちると思ったんだけど…」とバツが悪そうに振り返ったが、何とか黒田に勝ち星をプレゼントしようと野手全体が前がかりになっていた感は否めない。

 この日は黒田の偉業達成を見届けようと金沢の広島戦では異例の1万1721人の大観衆が詰めかけ、場内は異様な雰囲気に包まれていた。平常心でマウンドに臨んだ黒田も「意識はしてないといっても、周りがいつもと違う雰囲気だった」と感じていた。

 次回登板は予定通りなら13日の本拠地・マツダスタジアムでの巨人戦となる見込み。球宴前に大台到達となるかどうかは、周囲がいかに冷静になれるかにかかっている。

最終更新:7月7日(木)18時29分

東スポWeb

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