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阿部V撃「必殺1人エンドランだよ」 巨人5カードぶり勝ち越し決めた

デイリースポーツ 7月7日(木)7時0分配信

 「巨人3-1阪神」(6日、東京ドーム)

 熱い気持ちがこもっていた。同点の六回1死満塁。巨人・阿部が決勝の中前2点適時打を放ち、チームを5カードぶりの勝ち越しへ導いた。一塁ベースで雄たけびを上げた背番号10は「必殺一人エンドランだよ。当たればなんとかなると思って、抜けてくれた」と豪快に笑った。

 相手先発の岩崎に2三振。この打席でも初球から内角高めをえぐられ「満塁でもインコースを攻めるいい投手なので燃えました」。5球目の外角への直球をうまく中前にはじき返し、本拠地にこの日一番の歓声を巻き起こした。

 首位・広島とのゲーム差は9・5だが、諦めるはずはない。阿部は08年に13差をはね返す優勝に貢献した一人。現在は右肩が万全でないために捕手を務めていないが、イニング間のベンチでは投手に助言を送り続け、役割を精一杯果たしている。

 プロ16年生の執念の一打に高橋監督は「ここぞってところでなんとかする勝負強さが出ていた」と目を細めた。ヒーローはお立ち台で「とにかくオールスターまでに借金を返して、そこから広島とガチンコでいきたいと思います!」と宣言。前夜の内海に続き、ベテランの意地がにじみ出た一戦だった。

最終更新:7月7日(木)7時44分

デイリースポーツ

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