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カタクリの球根大量盗掘か 岡山・勝央の群生地荒らされる

山陽新聞デジタル 7月7日(木)8時10分配信

 岡山県勝央町曽井の山あいにある県内有数のカタクリ群生地が広範囲に掘り起こされ、球根100~200株程度がなくなっていることが6日、分かった。鳥獣の足跡がないことなどから盗まれた可能性があり、管理する地元住民は憤っている。

 ユリ科の多年草で、現場では山裾の東向き斜面に高さ約20メートル、南北約200メートルにわたって無数に自生。毎年3月下旬~4月上旬に薄紫色のかれんな花を咲かせ、県内外から多くの人が訪れる。

 今月3日、隣接する「かたくり初恋公園」の草刈りに訪れた地元住民が、群生地の南側部分が荒らされているのを見つけた。イノシシなどの爪跡はなく、点々と数十カ所が掘られていた。住民によると6月初旬、群生地に入っていく男2人の目撃情報があり、盗掘の可能性が高いとみている。

 小林修区長(65)は「地区の宝が奪われ、怒りを覚える。毎年楽しみに来てくれる人もいたのに残念だ」と話している。

最終更新:7月7日(木)8時10分

山陽新聞デジタル