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【MLB】前田健太がメジャー初の代走出場「走れる人を使いたかった」と指揮官

Full-Count 7月7日(木)13時15分配信

同点で迎えた8回「ベンチの野手を使い切りたくなかった」と前田指名

 ドジャース前田健太投手が6日(日本時間7日)、本拠地で行われたオリオールズ戦に、代走出場を果たした。地元ファンから大歓声が上がったが、本塁を踏むことはなく、チームは延長14回、5時間26分の長丁場の末、4-6で敗れた。

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 本拠地ドジャースタジアムに「ピンチランナー、ケンタ・マエダ」のコールが響くと、地元ファンから大声援が送られた。4-4の同点で迎えた8回1死。8番捕手エリスが四球を選んで勝ち越しの走者として出塁すると、オリオールズは投手交代。ここでロバーツ監督も動いた。監督は、試合後の会見でこの時の様子を明かした。

 決して足の速くないエリスに変わり、ワンチャンスで本塁まで生還できる快足を持つのは誰か? この時、ベンチに残っていた野手はテイラーただ1人。ベンチスタートだったグランダル、ベナブルは起用済みで、プイグは次打者として控えていた。ロバーツ監督は「走れる人を使いたかったが、この段階でベンチの野手を使い切りたくはなかった」と説明。前日に先発を終えたばかりでスケジュールに影響がなく、優れた身体能力が高評価されている前田に白羽の矢が立ったそうだ。

右二塁打で一塁から三塁に悠々セーフ、地元ファンは大歓声

 一塁走者となった前田の“快足”が見られたのは、アットリーの打席だった。この日6安打だったアットリーが右翼に二塁打を放つと、一塁から一気に飛ばした。あわよくば本塁を目指そうと脇目もふらず走ったが、三塁ベースを回ったところで、ウッドワード三塁コーチら「止まれ」のサイン。慌ててストップした前田だが、その快足ぶりに再び地元ファンから大歓声が上がった。

 結局、ドジャースは8回に追加点を奪えずに延長戦に突入。10回に最後の野手テイラーを代打起用しても決着がつかなかったため、13回には先発カズミアが代打出場した。だが、14回に2点を勝ち越されて万事休す。2連敗した。

 今回の代走出場で快走した前田が、今後も代走起用される可能性は十分にある。打席では、すでに本塁打は記録しているものの、二塁打、三塁打はゼロ。だが、その韋駄天ぶりを発揮して、今季中に長打はもちろん、盗塁を決めることも夢ではなさそうだ。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

最終更新:7月7日(木)13時15分

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