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交番の花壇20年間手入れ 保土ケ谷署が女性に感謝状

カナロコ by 神奈川新聞 7月7日(木)14時8分配信

 近所の交番の花壇で20年以上にわたり花々を咲かせてきた東瀬(とうせ)シメさん(88)=横浜市保土ケ谷区岡沢町=に6日、保土ケ谷署から感謝状が贈られた。

 淡い紫色のアガパンサス、風に揺れるマリーゴールド…。東瀬さんが大切に見守るのは岡沢町交番裏にある約10平方メートルの花壇。かつて周辺に落ちていたごみに心を痛め、「花でまちを明るくしたい」と空き地を整備、四季の花々を千株以上育ててきた。

 13年前に夫の興平さんを病気で亡くし失意にあったときも、花壇に訪れる住民らに励まされて活動を続けてきた。少女に花を摘んであげると「きれい、ありがとう」と感謝された。花が誰かの喜びにつながっていると信じている。両耳が聞こえなくなり体も年々重くなるが、「体の動く限り四季の花をまちに咲かせたい」。

最終更新:7月7日(木)14時8分

カナロコ by 神奈川新聞