ここから本文です

イノシシ対策に本腰 石川県猟友会、研修会で技術向上

北國新聞社 7/7(木) 3:01配信

 石川県内でイノシシの農作物被害が相次ぐ中、県猟友会は、県と共同でハンターの捕獲技術向上に乗り出す。県が年内に初めて開く狩猟免許取得者の研修会に講師を派遣し、捕獲ノウハウを教える。県猟友会は、会員の不適切な銃弾管理などの不祥事が続いており、法令順守を呼び掛ける研修も開催する。

 技術研修会は初心者、中級者、ベテラン別に開き、技術向上や専門知識の習得を図る。講師の県猟友会員がわな作りの実演や射撃場での猟銃の実射など、捕獲方法を指導する。来年以降も継続開催する。

 県内では昨年、イノシシなど鳥獣による農作物の被害総額は7100万円となり、統計を取り始めた2005年以降、14年の9300万円に次いで多かった。このため、同様の被害に悩む福井県の取り組みを参考に研修会の開催が決まった。

 さらに県猟友会は7月、猟銃や銃弾の適切な管理を目指した安全研修を実施する。会員が資源回収に誤って散弾銃の弾を出したほか、銃刀法などで禁止されている一括管理が発覚しており、県警の担当者が関係法令の順守を求める。

 12日以降、白山、小松、金沢、七尾の各市と能登町の5会場で全11支部を対象に実施する。

北國新聞社

最終更新:7/7(木) 3:01

北國新聞社