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テニスのリュー理沙マリー、米の大学で腕磨く プロ目指し決意の進学

沖縄タイムス 7月8日(金)6時41分配信

 沖縄テニス界期待の星、リュー理沙マリー(19)=沖尚高出=が米国のミシシッピ州立大に進学する。高校3年の昨夏、近畿総体ダブルスと和歌山国体で県勢20年ぶりの優勝を果たすなど全国トップクラスで活躍した。「米の大学で腕を上げてプロになりたい」と8月に単身渡米する。(勝浦大輔)

 3歳でラケットを握り、小中学生のころから九州大会で優勝するなど好成績を収めた。沖尚高では1年の全国選抜大会でシングルス準優勝。エースとしてチームをけん引した。
 米への進学を志したのは昨年1月ごろ。進路を考えたとき、国内の大学でインカレ優勝を目指すことは「高校生活とあまり変わらない気がした」。遠征先で一緒になった一つ上の選手が米大学へ進むことを知り「自分もレベルの高いところでもっとうまくなりたい」と思うようになった。
 米大学はテニスの実力はもちろん、学力も厳しい基準をクリアしなければならなかった。昨年11月の全日本選手権の後、勉強に集中したが、当初は受験に必要なTOEFLのレベルに届かなかった。
 あまりの難しさに心が折れかけたが、「後悔したくない」と思い直した。テニスの実力低下を防ぐため年末から練習も再開し、両立に全力を注いだ。そして6月、強豪大のミシシッピ州立大から内定をもらい、晴れて新天地が決まった。
 大学には専用コート、専属のコーチ、トレーナーなど充実した環境が整う。「高校の同期はもう本土の大学で頑張っている。自分も早く行きたい」と胸を躍らせる。
 大学4年間で手応えがあれば、プロを目指すつもりだ。「両親の夢でもある。なるんだったら上位で争える選手になりたい」と意気込む。沖縄テニス界の発展も願っている。「沖縄のテニス人口が増えてほしい。自分の活躍が少しでも刺激になれば」。ラケットに夢を乗せ、海を渡る。

 (りゅー・りさまりー)1997年5月生まれ。うるま市出身。田場小-具志川東中-沖縄尚学高出。2015年、西里夏子と組んで全国高校総体ダブルス優勝。下地奈々と出た和歌山国体優勝。157センチ。

最終更新:7月8日(金)6時41分

沖縄タイムス