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文科省「高等学校基礎学力テスト」導入に向け、10道府県で調査研究

リセマム 7月8日(金)13時45分配信

 文部科学省は7月6日、「高校生の基礎学力の定着に向けた学習改善のための調査研究事業」の平成28年度採択事業一覧をホームページに公表した。北海道教育委員会など、全国10道府県について「高等学校基礎学力テスト(仮称)」導入に向けた調査研究の概要を掲載している。

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 「高校生の基礎学力の定着に向けた学習改善のための調査研究事業」は、「高等学校基礎学力テスト」導入に向けて、学習指導体制や教材開発とともに生徒の基礎学力の定着度などを把握し、指導改善に生かすためのテスト手法などに関する研究開発を行うことが目的。

 平成28年度は、北海道、山形県、石川県、静岡県、滋賀県、大阪府、兵庫県、島根県、岡山県、福岡県の教育委員会の調査研究事業が採択されている。

 このうち、北海道教育委員会では北海道札幌英藍高校を実践研究校とし、アクティブ・ラーニングの視点で授業改善や多面的な評価の研究に取り組むほか、家庭学習習慣の定着を図るワークシートや家庭学習課題などの教材開発を推進する。また、道教委が実施する学力テストと試行テスト(仮称)の結果を比較・分析し、生徒の状況をより詳細に把握するとしている。

 大阪府教育委員会では、府教委と大阪府教育センターと大阪府教育センター附属高校が協働。幅広い資質・能力を多面的に評価する手法について調査研究を継続し、基礎学力の着実な定着に向けた学習改善を図る。また、PDCAサイクルを構築し、学校全体で授業研究・学習改善に取り組む体制の成果を発信するという。

 文部科学省のホームページでは、全10道府県の事業概要を見ることができる。

《リセマム 奥山直美》

最終更新:7月8日(金)13時45分

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