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綾野剛&忽那汐里がターニングポイントを告白!『仮面ライダー555』と『許されざる者』

Movie Walker 7月8日(金)6時30分配信

9月30日(金)に全世界同時発売されるゲーム「FINAL FANTASY XV」と同じ世界観を持つフルCG映画『KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV』(7月9日公開)が完成。この一大プロジェクトで日本語版声優に抜擢されたのが、俳優・綾野剛と忽那汐里だ。パワフルに新たなチャレンジを重ねている彼らにとって、原動力は何なのか?

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本作は、ゲーム版の主人公・ノクティス王子の父である、国王レギスの視点から、父と子の絆を描き出すファンタジー大作。常に新たな挑戦を求められる俳優という仕事において、綾野は「共演者が原動力となる」と力強く語る。「今回は僕にとって、忽那さんが大きな原動力になりました。僕はどんなことでも新しいことにチャレンジする時は、“共演者が共犯者になる”という関係図がとても大事だと思っていて。そのためになるべくコミュニケーションをとるようにしています」。

一方の忽那も「共演者と好奇心」が原動力だという。「今回、俳優チームから声優として参加するのは、私と綾野さんだけでしたから、綾野さんと挨拶をしたり、ちょっとした会話を交わすのがとても心強い時間になって。1人じゃないと思えたんです。なにせものすごい挑戦ですから」と綾野の存在が頼もしかったそう。さらには「それに綾野さんから『FINAL FANTASY』についての話を聞くと、いかにこの作品が偉大なのか、どれだけの歴史があるのかがわかって。すごく勉強になりました」と『FINAL FANTASY』ファンの綾野から学ぶことも多かったという。

すると綾野も「僕も、現場に行って忽那さんがいた時にすごく安心しました」と告白。「絶対にまた共演したい。忽那さんはワールドワイドなタイプで、ダイナミックさや爆発力を持った方。出し惜しみをしないんですよね。物事の捉え方など、どこか自分と似た資質も感じるんです。アフレコで会った時は、『前から知っている友達が来た』といった安心感があった」といい、「ありがとうございます」と照れる忽那と、楽しそうに笑い合う。

壮大な物語において、「未来を守りたい」との思いがひとつのテーマとなる。2人にとって、「この時の経験があるからこそ未来につながった」というような忘れられない出会いはあるだろうか?綾野は迷わず、21歳で出演した「デビュー作の『仮面ライダー555』」だと話す。「ターニングポイントになった作品はたくさんあるんですが、人生のターニングポイントは間違いなくデビュー作。その石田秀範監督との出会いがなければ、今の僕は絶対にいない」。

「人生初の芝居、ファーストテイクは23テイク撮ったんです。時間にすると一時間半、同じテイクを重ねているわけで。わけがわからなかった」と落ち込むだけ落ち込んだ。「でもそれだけ大人にちゃんと向き合ってもらったのって、思えば初めてだった。普通『コイツ、ダメだ』と思ったら、3テイクくらいで判断されてしまいます。それを石田監督は諦めずに、たった1人の役者のためにとことん時間を費やしてくれた。OKをもらえた時はものすごくうれしかったし、この人のために『仮面ライダー555』を頑張ってみようと思ったんです」。そこでつかんだ喜びが、今も胸に残っているという。

忽那は「李相日監督の『許されざる者』」をあげた。厳しい指導で知られる李監督だが、「李監督の現場を経験した役者は、きっと話が尽きないと思う」と忽那が言うと、綾野も「僕も最近、『怒り』(9月17日公開)でご一緒してたからわかります」と同意。忽那は「10月の北海道で撮影でしたが、これまでで間違いなく、体力的にも厳しい現場でした」と振り返り、「李監督は精神的にも極限まで追及する監督。山しかない場所で、自分を見つめ直す時間もたっぷりあって。そういった極限状態で、ダメな方向に行くのか、立ち上がるのかが試される現場です。撮影が終わってみると、ものすごい学ぶことが多かった。役者を続けて行く上でも大きなきっかけとなった作品です」と李組でのかけがえのない経験が糧となっている。

苦境を乗り越えてこそ、前進がある。綾野剛と忽那汐里を見るとそう実感する。未知なる世界へと飛び込んだ彼らの新たなチャレンジを、ぜひ見届けてみては。【取材・文/成田おり枝】

最終更新:7月8日(金)6時30分

Movie Walker

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。