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台湾、南シナ海・太平島から巡視艇引き揚げ 「台風避けるため」=海巡署

中央社フォーカス台湾 7/8(金) 16:44配信

(台北 8日 中央社)南シナ海・南沙(スプラトリー)諸島の太平島に派遣していた100トン級の巡視艇2隻を同島から引き揚げさせたことに関して、海岸巡防署(海巡署、海上保安庁に相当)は7日、危険を避けるため、台風が多い時期には巡視艇を台湾本島に戻していると説明した。

太平島のある南シナ海をめぐっては、常設仲裁裁判所(オランダ・ハーグ)が12日、中国大陸の領有権主張は国際法違反に当たるとするフィリピンの申し立てに対して、判断を示す。裁定を前に、同海では米国と大陸がそれぞれ警戒監視活動や軍事演習を実施しており、緊張が高まっている。

引き揚げに対し、野党の立法委員(国会議員)などから批判の声が上がっているが、海巡署は、太平島には複数の巡視艇が配備されていると指摘。海上保安能力を維持できるよう定期的に実施している南沙諸島周辺でのパトロールの回数を増やすなど、勤務体制を機動的に調整していると強調した。

馮世寛・国防部長(国防相)は、引き揚げについて、「台風の中で戦争はできない」と述べる一方、仲裁裁判所の裁定に関しては、情勢の変化に合わせて対応する準備があると語った。

(王承中、劉建邦/編集:杉野浩司)

最終更新:7/8(金) 16:44

中央社フォーカス台湾

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