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日本復帰後 殺人、海兵隊が92% 民間人被害13件中12件

琉球新報 7月8日(金)11時0分配信

 6日の県議会代表質問で、日本復帰以降に県内で発生した米軍関係者による民間人が被害者の殺人事件13件のうち、92・3%に当たる12件は米海兵隊員か元米海兵隊員による殺人だったことが取り上げられた。翁長雄志知事は「数字が分からなくても、海兵隊が一番関与しているのは県民が等しく感じるところだ」と述べ、県民感覚からしても海兵隊員による犯罪が多いとあらためて示した。今回の米軍属女性暴行殺人事件で被告の米軍属は元米海兵隊員だった。

 渡久地修氏(共産)への答弁。渡久地氏は92・3%という数字を示し「本当に大変な数字だ。その人たちの人生が奪われた。今度も一瞬にして命が奪われた。そのほとんどが(犯人は)海兵隊員だという実態を、きちっと見つめないといけない」と強調した。

 翁長知事は、海兵隊絡みの殺人事件が多数を占める実態に関連して「私どもは由美子ちゃん事件から国場君れき殺事件から、宮森小から、こういうのは名称で覚えている。米軍の事件事故がどれだけ私たちの心の中にトラウマ(心的外傷)のように残っているかがよく分かる」と感想を述べた。

 渡久地氏の質問を受け謝花喜一郎知事公室長は、復帰後に発生した13件の民間人殺人事件を1件1件、発生日や事件内容を挙げて説明した。その後で「指摘の通り、海兵隊また元海兵隊の事件が92・3%を占めていて、突出して多いという印象を受ける」と語った。

琉球新報社

最終更新:7月8日(金)11時0分

琉球新報