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DOES 「曇天」「バクチ・ダンサー」など『銀魂』関連曲がフロアを揺らした10周年ライブ/レポート

エキサイトミュージック 7月8日(金)20時0分配信

 
■DOES/【DOES Album Tour 2016「INNOCENCE」】ライブレポート
2016.06.25(SAT) at 代官山UNIT
(※画像8点)

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突き上げた拳に見えたニューアルバムの手応えとバンド10周年の誇り

DOESデビュー10周年にあたるニューアルバム『INNOCENCE』。純真、純血の意味合いも持つタイトルにふさわしい混じりっけなしのロックが詰まった新作をひっさげてのリリースツアー最終日の代官山UNIT。待ち受ける多くの観客の中、トレードマークのSGを手にした氏原ワタルがビートに乗せて弾き出したリフは彼らの代表曲のひとつでもある「曇天」のアンサーソングだという「晴天」。メジャーキーかつ、どこか突き抜けた感のあるこの曲に「TOKYO元気か? 元気があるなら手を叩け」とメンバーが煽っていく。




続けて「千の刃」「ヘイヘイヘイ」「銀色の夜空」とニューアルバムからの曲を中心に演奏されていくライブ。中でも<最高の今がある>があると歌う「ヘイヘイヘイ」からは今のバンドの充実度が伺えるようだった。

DOESの魅力は、その潔ささえ感じさせるストレートなサウンド。ギター、ベース、ドラムの最小限の3ピースから放たれるストロークを中心に構成されたアレンジは“ときにはシンプル過ぎるのでは?”と思わせる削ぎ落とされたストイックさ。その肌触りはロック創世記のレジェンド達のそれに近いものがある。

会場を笑いに包んだケーサクの縄文人ネタから“和な曲を”ということで演奏された「まほろば鬼灯」。アコースティックギターに持ち替えた氏原の奏でるアルペジオからは、どこか昭和的な物悲しさを感じさせる。




彼らのライブで特筆すべき点のひとつは観客との距離感の近さ。ファンをステージに上げて一緒に演奏したのも驚きだが、常にステージとフロアの距離をなくそうと思わせるMCや振る舞いは、バンドとファンという関係を越え、どこか同士のような結びつきを生み出しているようだ。


「修羅」「KNOW KNOW KNOW」「曇天」「バクチ・ダンサー」とDOESの存在を世間に知らしめることになった人気アニメ『銀魂』と関係の深いナンバーでは、一段の盛り上がりを見せ、代官山UNITのフロアを激しく揺らしていく。

本編最後のナンバーはパンクロック的な要素も持つ「ロックンロールが死んで」。氏原の突き上げた拳の力強さは10年間バンドを続けてきた誇りと、変わらないロックへの想いを感じさせるものだった。

9月には赤坂ブリッツにて10周年記念ライブを行なうというDOES。彼らの勢いはまだまだ止まらないようだ。
(取材・文/西沢フミタカ)


≪セットリスト≫
1. 晴天
2. 千の刃
3. ヘイヘイヘイ
4. 銀色の夜空
5. AADA
6. バカヤロウ
7. まほろば鬼灯
8. 熱情
9. 愛がみえた
10. サイダー・ホテル
11. デイ・サレンダー
12. 刹那
13. Vampire
14. イノセンス
15. レイジー・ベイビー
16. 修羅
17. KNOW KNOW KNOW
18. ロックンロールが死んで
<ENCORE 1>
1. ランノヴァ
2. 今を生きる
<ENCORE 2>
1. 曇天
2. バクチ・ダンサー
3. 明日は来るのか

最終更新:7月9日(土)19時30分

エキサイトミュージック