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タモリ発、鶴瓶の落語が歌舞伎化 実在の花魁がベース「タモリさんのおかげ」

デイリースポーツ 7月8日(金)12時0分配信

 落語家の笑福亭鶴瓶(64)が8日、自身の新作落語の歌舞伎化作品「廓噺山名屋浦里」(さとのうわさやまなやうらざと、8月9日初日、東京・歌舞伎座)の製作発表会見に出席した。もともとはタモリが「ブラタモリ」(NHK)を通じて知った花魁の話をベースに鶴瓶が落語化した噺で、「タモリさんのおかげだと思います」と語った。

 歌舞伎のもとになったのは吉原に実在した花魁を題材にした人情噺「山名屋浦里」で、主人公の酒井宗十郎を中村勘九郎が、花魁の浦里を中村七之助が演じる。鶴瓶が昨年1月にねたおろしとして披露したものを、ある番組の企画で聴いていた勘九郎が感銘を受け、鶴瓶に直訴。歌舞伎化を実現させた。

 鶴瓶は「2012年に『(笑って)いいとも!』のメーク室で、タモリさんが実際にあった武士と花魁の話をずっと僕にしてくれはった」とタモリの話から落語化を着想したことを明かした。さらに、親友の故・中村勘三郎さんの息子である勘九郎、七之助兄弟が演じることに「家にもよう行ってましたからね」と縁を感じていた。

 「こんな早くに実現するとは思っていなかった」としみじみと語った鶴瓶は、タモリと観劇するつもりであるとも明かした。「八月の何日かに見に行こうって、一緒に見に行きます」と宣言した。

 また、今作には、鶴瓶の長男・駿河太郎が出演する。勘九郎と駿河が舞台、映画の「真田十勇士」で共演するなど交流があり、勘九郎が発案した。鶴瓶は「歌舞伎座にうちの息子が出るのは不思議」と親として照れくさそうにしていた。

最終更新:7月8日(金)13時5分

デイリースポーツ