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【プロキオンS】「反抗期卒業」ブライトラインが2キロ減&距離短縮で重賞戦線に返り咲く

東スポWeb 7月8日(金)21時5分配信

【プロキオンS(日曜=10日、中京ダート1400メートル)得ダネ情報】実績馬の貫禄か、勢いある上がり馬か――。夏競馬攻略の最大の焦点となるが、GIIIプロキオンSで栗東得ダネ班が推してきたのは「実績」があり、なおかつ「勢い」を取り戻したあの馬。両ファクターともクリアなら、まさに“得ダネ”だ。

 前走のオアシスSで2013年のGIIIみやこS以来、2年半ぶりの勝ち星を挙げたのがブライトライン。かつては最高峰のGIでも好戦(13年JCダート=4着、14年フェブラリーS=5着)していた馬だけに「オープン特別を勝ったくらいで勢いを取り戻したとするのは…」といった声もあろうが、この馬にとって重要なのは相手関係より、むしろ自分との闘い。その意味では中身を伴った価値ある勝利だった。

「とにかく折り合いの難しい馬なので、(1600メートルへの)距離延長を心配していたんですが、ふたを開けてみたら、上手に流れに乗った競馬ができた。しかも気を抜いて最後にモタれることが多かったのに、そういう面もまったく見せずに、ゴールまでしっかり走れていたからね」(野田助手)

 7歳にしてようやく長い“反抗期”を卒業。馬が本当の意味で大人になったということか。

 今回のプロキオンSは「これまでの実績からも1400メートルへの距離短縮がマイナスになることはまずあり得ない。しばらく58キロを背負ってきた馬が、56キロで出られるのも大きいですね」と条件好転揃いとなれば、久々の重賞タイトル獲得へ、野田助手が手応えを隠さないのも無理はあるまい。

 帰厩後の雰囲気も、これまでとはひと味違う。

「いつも放牧に出すと馬がボケッとした感じで帰ってきたけど、今回はそういうところがない。稽古でも7歳馬とは思えないような行きっぷりを見せているからね。ここを目標に順調に乗り込めたし、いい仕上がりで出せると思います」

 その言葉を裏付けるように、1週前の坂路追いでは自己ベストを更新する4ハロン50・8秒の好時計をマーク。さらなる上昇ムードを漂わせている。長く雌伏の時を過ごしたブライトラインが前走の勝利を弾みに、表舞台の重賞戦線に返り咲く。

最終更新:7月8日(金)21時5分

東スポWeb

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