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【七夕賞】低迷するメイショウナルトに「絶好の復活舞台」到来

東スポWeb 7月8日(金)21時5分配信

【七夕賞(日曜=10日、福島芝2000メートル)新バージョンアップ作戦】日曜福島メーンはサマー2000シリーズ第1戦のGIII七夕賞(9・4新潟記念まで全5戦)。波乱の歴史に彩られたハンデ戦で、福島開催の近5回でも2桁人気の超伏兵馬が毎年馬券に絡んでいる。この難解な一戦で、「新VU作戦」は一昨年の勝ち馬メイショウナルトの“復活”を予言した。

 天の川を隔てて1年に一度しか会うことが許されない織り姫星と夏ひこ星。数奇な運命を背負った両者に似た?関係性を持つデータが当レースにも存在する。それが走破時計と勝ち馬の位置取りだ。

 過去10年でVタイムが2分を超えた5回(2007、09、10、11、12年)の勝ち馬の4角通過順は5→4→16→6→5。対して、2分を切った5回(06、08、13、14、15年)の勝ち馬は2→1→1→1→2。走破時計が速い=道中のハロンラップも速いとなれば差し、追い込み勢に有利と考えるのが自然だが…。当レースに関してはむしろ逆。初日の3歳未勝利戦で10ハロン=2分00秒1の馬場レベルなら、今年は先手必勝で間違いなし?

 ◎は前走で久々に“らしさ”を発揮したメイショウナルト。その鳴尾記念当日は直前の1000万下・三木特別で9ハロン=1分45秒0のVタイムが飛び出す高速馬場。レコード決着はある意味、想定の範囲内だったが、2ハロンごとに分割したレースラップは23秒9→23秒7→23秒2→23秒3→23秒5。頭から尻尾までオール23秒台と全く息が入っていない。いかに高速馬場といえども、これではラスト2ハロン11秒3→12秒2の急落も当然。逃げ馬大失速が透けて見える厳しいラップで0秒5差なら、着順(8着)ほど負けてはいない。年齢による衰えは皆無と判断するには十分な材料だろう。

 同様に逃げた14年七夕賞(1着)のレースラップは23秒6→23秒2→24秒0→23秒5→24秒4。同年福島記念(3着)が22秒9→24秒2→24秒5→23秒5→23秒0。ともに1分58秒台走破で複勝圏に入っているなら、やはり気分良く行かせてナンボの馬だ。

 8歳を迎えてなお10ハロン=1分58秒台で走れる力を維持していることは前走で示した。道中24秒台と息が入る流れなら粘りも増すのが道理。14年Vからの低迷は、さながら催涙雨で渡ることを許されなかった天の川か。晴れ間が顔をのぞかせた今年こそ、念願のVゴールと再会となる。

最終更新:7月8日(金)21時5分

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