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【F1】メルセデス、ドライバーの自由なレースを継続

ISM 7月8日(金)12時38分配信

 メルセデスのニコ・ロズベルグとルイス・ハミルトンは、「ポジティブ」なミーティングを経て、イギリスGPでも自由にレースをしてよいという許可を得た。しかしチームは、トラック上での争いに関する「交戦規定」を強化している。

 ロズベルグとハミルトンはオーストリアでのファイナルラップで、ここ5レースで3回目の接触事故を起こした。前回のスペインGPでのクラッシュでは、両ドライバーがリタイアを強いられ、カナダでも1コーナーで小さな接触があった。

 レッドブルリンクでのレースでは、ハミルトンは難を逃れて優勝を飾ったが、それまでレースをリードしていたロズベルグはフロントウイングにダメージを負って4位に後退し、両者のポイント差は11に縮まった。

 メルセデスは本拠地のブラックレーで話し合いを行ない、最終的に「自由にレースをさせる」方針を維持することを決定した。しかし、「より強固な抑止力」とチームオーダーが発令される可能性があるという警告が含まれている。

 「今日午前、イギリスのブラックレーにあるメルセデス・フォーミュラワン・チームの本社にて、トト・ウォルフ、パディ・ロウ、ルイス・ハミルトン、ニコ・ロズベルグの間でポジティブなミーティングが行なわれた」と、チームは声明を発表した。

 「ドライバーたちは、ワールドチャンピオンシップで今後も自由にレースをしてよいと伝えられた」

 「チームメイト間の競争も含め、それがF1の本質だと我々は信じている。我々は彼らが情熱的なレーサーとして戦う姿を見たいと願っている。それはF1のファンも同様だろう」

 「しかし、この自由にはチームの価値を尊重するというドライバーの義務が付随する」

 「この5レースで3回、コンストラクターズチャンピオンシップで50ポイント以上を無駄にする事故が起きた」

 「そのため、クルマ同士の接触に対し、これまでよりはるかに大きな抑止力を含めるなど、交戦規定を強化した」

 「そうすることで、我々はドライバーを信用し、トラック上での両者間の状況を管理していく。彼らの運命は彼らの手にある」

 「また、今年のモナコGPでルイスを先に行かせるようニコが指示されたように、コンストラクターズのポイントを失う可能性を防ぐために、レース中、指示を出すこともあるとドライバーたちに言い聞かせた」

 「もしドライバーが改定された交戦規定を尊重しない場合、苦肉の策とはなるが、チームオーダーを発令する可能性がある」

 「最後に我々は、ルイスとニコをF1最高のドライバーペアとして信頼していることを改めて述べさせてもらった」(情報提供:GP Update)

最終更新:7月8日(金)12時38分

ISM