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『第32回ATP賞』グランプリに『京都人の密かな愉しみ』

オリコン 7月8日(金)18時0分配信

 全日本テレビ番組製作社連盟(以下、ATP)が優れた映像作品を選ぶ『第32回ATP賞テレビグランプリ』が8日、発表された。グランプリに情報・バラエティ部門からNHK BSプレミアムで放送された『京都人の密かな愉しみ』(NHKエンタープライズ)が決定した。なお、最優秀賞としてドキュメンタリー部門・NHKスペシャル『いのち 瀬戸内寂聴 密着500日』、NHK総合新春スペシャルドラマ『富士ファミリー』が受賞となった。

 『京都人の密かな愉しみ』は京都人の暮らしに分け入る異色のドラマ&ドキュメント番組。ドラマパートでは女優・常盤貴子が老舗の御菓子司の若女将を演じている。林健嗣審査委員長は「企画性、映像の美しさ、構成、編集、すべてにおいて優れていた。バラエティーだからこそできたもの。ドラマ、情報番組の要素もあって楽しませてくれた良質な番組。日本人のつくるバラエティーのすごさをみせてくれた」と評価した。

 制作統括の伊藤純氏は「この作品はいくつもの幸福な出会いから生まれました。上品でコケティッシュな若女将にこれ以上似合う人はいない常盤貴子さん。振り回される団時朗さん、まさにはまり役でした。そして大原千鶴さん(料理研究家)はじめ『密かな愉しみ』の世界の住人と、京都に深い愛憎(?)を持つ源監督。様々な才能を出会わせてくれた京都の町に祝杯を捧げたいと思います」とコメントしている。

 ATPは、東京、大阪の主要テレビ番組製作会社約120社が加盟する団体で、1982年に発足。テレビ番組の質的向上を図ることによって、放送文化の発展と国民の文化的生活の向上に寄与することを目的として活動している。84年に創設された同賞は、創り手である製作会社のプロデューサーやディレクターが自ら審査委員となって優れた作品を選ぶ、日本で唯一の賞。ドラマ部門、ドキュメンタリー部門、情報・バラエティ部門、非放送系コンテンツ部門、新人賞部門の5つのジャンルで作品を募集。毎年100本を超える応募作品の中から、グランプリ、最優秀賞、優秀賞などが選ばれる。

最終更新:7月8日(金)18時0分

オリコン