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綾野剛のアドリブ芝居に監督が驚愕「この人何やり始めているんだろう」

オリコン 7月9日(土)12時10分配信

 俳優の綾野剛(34)が9日、都内で行われた映画『日本で一番悪い奴ら』(公開中)大ヒット記念イベントに出席。綾野がアドリブで痰(たん)を吐いたシーンについて、メガホンをとった白石和彌監督(41)は「この人何やり始めているんだろう」と驚きを振り返った。

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 話題になったのは、中村獅童(43)演じる暴力団幹部と初めて会う場面。白石監督は「あれは奇跡のシーンで、僕の演出も入っているけれど、獅童さんが『はい、こんにちは』って入りたいって言って、やってみましょうってなったら、(綾野が)痰を吐くって僕に一言も言わなくて、テストのときに『かーっ』てやり始めた」と思い出し笑い。

 綾野は「獅童さんがガチのテンションできたのでテンパっちゃって。啖呵を切るじゃないですが、痰を吐くってことしか出てこなかった」と迫力に圧倒されたことを明かしつつ、白石監督も「あのシーン最高ですよね」と満足げだった。

 同作は、2002年に覚せい剤取締法違反容疑などで逮捕され“黒い警部”と呼ばれた北海道警察の警部の、逮捕までの26年間が描かれる。綾野の熱演が高評価され、米ニューヨークのリンカーンセンターで開催された『第15回ニューヨーク・アジア映画祭』で“これからの世界的な活躍を期待する俳優”に贈られるライジング・スター賞を受賞した。

 これまでも同作の存在意義を語ってきたが、この日も改めて「少しでもエンターテイメントを底上げする糧になれば」とアピール。「人は生きている間にいかに熱量を持って生きていけるかを、この作品を通して自分自身に鼓舞されたような気持ち」と話すと、この日同席した共演者の矢吹春奈(31)、瀧内公美(26)らの名前を出して「いろんな人たちがそれなりの覚悟をもって次につなげていくという思いでやっている」と代弁。

 いつも観客への感謝や、映画への思い入れを丁寧に伝える綾野らしく、この日も熱い思いをたっぷり明かすと、最後には真っ直ぐ前を向いて「また、白石監督と次回作こそ代表作と言える作品を引き続き走って作っていきたい」と宣言した。

最終更新:7月11日(月)14時20分

オリコン