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“不敗神話”が続く山崎賢人、フジ月9復調に高まる期待

オリコン 7月11日(月)8時40分配信

 新鋭がひしめきあう20代前半のイケメン若手俳優たちのなかでも、ひときわ目立つ活躍をしている山崎賢人。ドラマ、映画と出演作が途切れることなく、しかも昨年の『ヒロイン失格』『orange‐オレンジ‐』から、今年の『オオカミ少女と黒王子』と出演映画はヒットを続け、“不敗神話”まで囁かれているほど。そんな山崎が、フジテレビ月9枠の次作『好きな人がいること』にメインキャストとして出演する。まさに人気絶頂の山崎に“月9復調”への熱い期待が寄せられている。

【写真】山崎賢人にドSキス迫られる二階堂ふみ『オオカミ少女と黒王子』

◆批判をものともせず、少女漫画原作の実写映画でヒット連発

 山崎は現在21歳。2009年12月にファッション誌『ピチレモン』(学研パブリッシング)のモデルとしてデビュー。2010年7月に『熱海の捜査官』(テレビ朝日系)でドラマ初出演すると、2011年には『管制塔』でスクリーンデビュー。以降順調に俳優活動を続け、一昨年の剛力彩芽とW主演した『L・DK』で壁ドンブームを巻き起こしたあと、上述の3本の映画でスマッシュヒットを飛ばした。

 『L・DK』からの4作はすべて少女漫画原作の実写映画。もちろんキャラクターはすべて異なるが、どれも役柄のポジション的には近い。そういった役柄への山崎の起用が続くことに、当初ネットでは不安視する向きもあったが、フタを開けてみるとどれもヒット。原作ファンを取り込む作品そのもののよさと相まって、山崎のキャストパワーと好演が影響した結果として実績を積み重ねてきているのだ。

「山崎さんは、強烈な個性で惹きつけるタイプではなく、どちらかというと“馴染む”印象。性格的にも自分から前に出て、よくしゃべるというタイプではありません。だから、男性から見ると、いまひとつ人気の大きさが実感しにくいのですが、若手イケメン俳優好きの女子(30代以上含む)に聞くと、ビジュアル的にもカッコいいうえに、控えめで大人しそうな“ちょっと個性がある”ところが好印象のようです」(ドラマ制作会社スタッフ)

 不敗を続ける山崎の映画出演作に関しては、この先も少女漫画実写化が続く。9月に広瀬すずとW主演の『四月は君の嘘』、来年2月に川口春奈とW主演の『一週間フレンズ。』。いまの山崎の勢いとヒロインの人気ぶり、原作の認知度など、どこをとってもヒットを疑うものはいないだろう。山崎の不敗神話はまだまだ続きそうだ。

◆“透明感”でヒロインを引き立たせる力

「大作映画でこれだけ主役を張れるということは、山崎さんにはれっきとした実力があり、評価されるだけの“数字”を持っている証拠です。彼の実力は、ヒロインを“引き立たせる力”にあると思います。『ヒロイン失格』では桐谷(美玲)さん、『orange』は土屋(太鳳)さん、『オオカミ少女と黒王子』は二階堂(ふみ)さんがヒロインを務めていますが、それぞれ見事に山崎さんに引き立てられて輝いている。とくに二階堂さんは、もはや別格とも言える“風格”さえ漂わせている演技派女優なので、こうした映画に出るのは無理があるのでは、とも思われていましたが、山崎さんにイジメられて、見事に女子高生になりきっていました(笑)」(前出スタッフ)。

 そもそも少女漫画の主人公が恋する男子は、“クールなイケメンでなかなか自分には振り向いてくれないけれど、実は私だけに優しい一面を見せてくれている”といったキャラが多い。山崎はそんなイケメン像にピッタリのようだ。

「山崎の“透明感”は、どんな役にも染まれる俳優としての資質になっています。少女漫画原作の実写は、原作のキャラを損なわない役者の“薄さ”が必要で、さらにそれがヒロイン役を引き立てることにもつながります。そうした意味でも、山崎さんほどの適役はなく、制作側にしても使いやすいし、引っ張りだこになるのは当たり前です」(前出スタッフ)

◆勢いにのる山崎への期待 映画に続いてドラマでも実績を残せるか

 そんな山崎がついにフジの“月9”に登場するわけだが、近年不振が続いているだけに、不敗神話を誇る山崎にかかる期待は大きい。これまでの山崎のドラマ出演作を見ると、青春ドラマで高校生役を演じた『弱くても勝てます~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~』(日本テレビ系)『水球ヤンキース』(フジテレビ系)でのブレイクから、高校時代から30代の父親役までを演じ切ったNHK朝ドラ『まれ』での評価も高かった。大人気漫画のドラマ化で賛否両論を呼んだ『デスノート』(日本テレビ系)では、アンチの反発を跳ね返して名物キャラクター・Lを新たな姿でよみがえらせた。

 これまでのところ、出演作数もそれほど多くないため、映画ほどの数字に残る実績としては残していないかもしれない。それでも今回の月9『好きな人がいること』では、山崎のよさが光るヒロイン(桐谷美玲)の相手役。得意なポジションでの勝負になり、また、桐谷とのタッグで言えば『ヒロイン失格』をヒットさせている実績もある。勝手知ったるふたりの恋愛劇が、世の乙女たちの胸をキュンキュンさせまくって大化けという展開も十分に期待できる。

 メジャーシーンの大作に立て続けにメインキャストで出演し、映画では不敗を続ける山崎。メディアで見かけぬ日はないほどの活躍ぶりで、いままさに勢いにのっていることがひしひしと伝わってくる。そんな山崎は、月9復調へのカギを握る男として、視聴者からも関係者からも最も注目されている俳優と言えよう。ただ、当の本人はそんなプレッシャーや気負いなどなくひょうひょうとしていることが予想されるが。

最終更新:7月11日(月)11時53分

オリコン