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ポール・スタンレー、キッスが素顔をさらした理由を語る

BARKS 7月10日(日)13時15分配信

キッスのポール・スタンレーが、1983年にリリースした11枚目のスタジオ・アルバム『Lick It Up(地獄の回想)』でメイクを落とすことを決意した経緯について語った。素顔をさらしたのは、低迷期にあった彼らが壁を打破した瞬間だった。

◆キッス画像

6月終わりLAで開かれたファンとミュージシャンの交流会<Rock ‘N Roll Fantasy Camp>で、16歳のラジオ司会者Miles "The Shoe" Schumanのインタビューに応えたスタンレーはこう話した。「俺はその準備ができていた。バンドは正に、俺が思うに、人々は耳ではなく目で俺ら(の音楽)を聴いているって段階にきていた。それに、彼らはその見ているものに飽きていた。プラス、俺らは新しいキャラクターを導入したが、何かずれていた。最初にあった4つのキャラクターを育て発展させる代わりに、突然、タートル・マンやジラフ・ボーイがバンドに現れたんだから。“おい、ドラム叩くウサギがいる”みたいな。本来の目的を失っていた。だから、俺ら、続ける価値があるのか見定める必要があったんだ。メイクなしで続けることができないのであれば、俺ら、やり続けるに値しないってね。厳しい試練ってもんだったよ」

「『Creatures (Of The Night)』を作っているとき、俺はメイクを落としたいって思ってた。当然のことだが、ジーン(・シモンズ)にとっては、それはもっと難しいことだった。だって、ジーンのペルソナはすごく強いからね。彼は、俺が思うに誰よりもバンドの顔だ。それを失うのは、彼にとって恐ろしいことだった。でも、『Creatures』は俺らが思っていたようには売れなかった。それで、とうとう彼も“やろうぜ”って言い出したんだ。次のアルバム(『Lick It Up』)は、『Creatures』の6倍売れた。いいアルバムだったというだけではなかったと俺は思っている」

キッスは『Lick It Up』の成功を機に、第二の黄金時代を迎えた。

Ako Suzuki

最終更新:7月10日(日)13時15分

BARKS