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ネイマールとほぼ同じ報酬を手にした、超人ハルクと呼ばれる選手

MEGABRASIL 7月8日(金)8時52分配信

かつてはJリーグでも活躍

7月1日づけのブラジル現地メディア「フォーリャ・ヂ・サンパウロ」紙において、中国のサッカーチームShangai SIPGが、ブラジル人選手のHULK(29)と移籍契約を締結したことが報道されました。

米マーベル・コミックの「インクレディブル・ハルク(超人ハルク)」の怪人、ハルクに似ていることから、「ハルク(HULK)」の名前でプレーするブラジル選手。ハルク(HULK)は、ブラジルでは「フッキ」と発音されており、日本でも「フッキ」で知られています。

フッキ(本名:ジヴァニウド・ヴィエイラ・ヂ・ソウザ)は2014年のブラジルW杯でブラジル代表を務め、レギュラー選手として活躍しましたが、2014年のW杯でブラジルがドイツに大敗を喫した後、監督がドゥンガに代わってからは、ピッチに顔を見せる機会も減ってしまいました。

フッキは、18歳の時にブラジルを出て3年ほどJリーグ(川崎フロンターレ、東京ヴェルディ)でプレーしています。その後、ポルトガル、ロシアのチームを経て、今回の中国のチームへの移籍に至っています。

ところで、Shangai SIPGが、フッキを移籍させるのに支払った金額は55百万ユーロ(約62億円)と言われています。これはアレックス・テイシェイラの中国チームへの移籍金50百万ユーロよりも高く、アジアのサッカー業界において最も高い移籍金となったようです。

フッキの強みは、左足によるシュートと強靭な体力で、彼はヨーロッパ・リーグでも活躍しました。しかし、ブラジルの「フォーリャ」紙はフッキは決して「クラッキ(craque)=名選手」ではないという厳しい評価を下しています。

機敏さに欠けるし、右足が弱く、ヘディングもイマイチ、パスミスも多く、ファールが多いのでイエロー・カードも沢山出されていると酷評しています。

しかし中国のShangai SIPGにとっては、それらのマイナス情報はあまり重要ではないようです。彼らにとって重要なのは、ブラジル代表を務めるフッキが彼らのチームでプレーしているという事実そのものなのでしょう。

ESPNが公表した情報によると、フッキの報酬は月額で3.7百万レアル(約1.1億円)です。この数値は業績に応じた上乗せ金は含まれていません。もし、この金額が本当だとしたら、ブラジルで唯一スーパースターと言えるネイマールの報酬と肩を並べることになります。「フォーブス」誌によると、ネイマールのバルセロナでの報酬は月額で3.87百万レアル(約1.2億円)です。ネイマールの場合は広告塔としての収入がプレー報酬のおよそ50%あるので、フッキとの差は広告収入の分だけということになります。

中国のチームがあまりにも高い移籍金、報酬を出したことを指して、「フォーリャ」紙は次のように評しています。

「フッキ(ハルク)は、(名前の通り)本当にインクレディブル(信じられない漢)であった)」。

(文/唐木真吾)

最終更新:7月8日(金)8時52分

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