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女王RENA、予告通りのKO防衛!妹分MIOは苦しみながらアジア女王に

バトル・ニュース 7/8(金) 17:01配信

 7月7日、東京・豊洲PITでシュートボクシング夏の風物詩「Girls S-cup2016」が開催され、1068人(札止め)の観客が詰めかけた。

 立ち技最強女王RENAはSB女子世界フライ級王座の初防衛戦。対戦相手のクラウディア・パウィッカは長身でリーチが長く、蹴りもパンチも使いこなすオールラウンダー。厄介な相手だったが、勢いを増す女王の敵ではなかった。
 「波長が合った」というRENAは、前に出て攻めを仕掛けるクラウディアを前蹴りで止め、大振りのパンチを見切り、初回から自分のペースに。2回に得意の左ボディでダウンを奪うと、なおも首相撲からのヒザでボディに集中攻撃。3回になると一気にヒザで仕留めに掛かり、この回2度目のダウンを奪った直後にクラウディア陣営がタオル投入。なんと「3回後半から4回で倒します」と公開練習で予告した通り、3回TKO勝利で初防衛に成功した。
 大会を圧巻のKO劇で締めくくったRENAだが、試合直前の控え室ではかつてないほどのプレッシャーを感じていたという。
 「大丈夫なのかな、と思うぐらいガチガチに緊張してました。でも入場して、お客さんの顔を見たら落ち着いて(笑)『私がいる場所なんだな』って。若い選手も頑張っていますけど、まだまだ私が主役でいたいです(笑)」
 気になる次戦だが、RENAは「男子がいる大会でもメインを取りたい」と希望し、シーザー武志会長もこの日のRENAの豪快なKO劇に「やらせたいね。男子選手にも喝を入れたいよ」と承諾。果たしてRENAは9月19日のシュートボクシング後楽園ホール大会のメイン登場となるか、9月下旬にさいたまスーパーアリーナで開催が予定されるRIZINとなるのか。発表が待たれる。

 一方「2連続KOで優勝します」と宣言して、48kgアジアトーナメントに臨んだ「RENAの妹分」MIOは苦戦した。
 1回戦では的確なパンチを当てながらも、ユリカGSBの長いリーチに連打を阻まれて三者とも1ポイント差で判定勝利。決勝は、1回戦をわずか1分2秒の初回KOで勝ち上がったUnion朱里。MIOは消耗度の差に加えて、ブランクが大きくのしかかる。Unionのパワーに押されて攻撃のリズムが掴めず、パンチもクリーンヒットせず。だが苦戦しながらも時折笑顔を見せたMIO。
「気持ちで負けたらダメだと思って、笑っとこう、と(笑)」
 後半から右ミドルを当ててリズムを取り戻し、延長では得意の右ストレートを的確に当ててポイント。3-0の延長判定で48kgアジアトーナメントを制した。

 試合後、MIOは苦戦の理由を明かした。
「言い訳になりますけど、8か月練習できない時があってブランクでガチガチになって、スタミナも無かったです。試合は全然ダメでしたけど、これから誰よりも練習してもっと強くなって48kg級を引っ張っていきたい。小さい頃から芸能活動もちょこっとさせて貰って(*CMモデルをしていた)、これから芸能界、アクション女優にも挑戦したい」と抱負を語った。
 これにシーザー会長もバックアップを約束。「映画関係に仲間がいるんで、紹介してやろうかなと思ってますよ」。
 RIZIN提供マッチに登場した村田夏南子は、一発目のタックルでテイクダウンするとパウンドで痛めつけ、最後は鉄槌でストップ。「練習してきた通りにしっかりとフィニッシュできて、次に繋がる試合になりました」と村田。MMAファイターとして着実にステップアップしていた。

(スポーツライター:茂田浩司)

最終更新:7/8(金) 17:01

バトル・ニュース