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国内初の害虫確認 千葉県、ローズマリーに被害 「ヨコバイ」の一種

千葉日報オンライン 7/8(金) 10:58配信

 千葉県農林総合研究センターは7日、セミやカメムシの仲間に当たる虫「ヨコバイ」の一種による国内初の農作物被害が、千葉県で確認されたと発表した。この種類は、欧州や米国に分布しているが、国内での生息確認自体が初めてという。

 被害が確認された作物はローズマリー。対応する登録農薬がなく、県は市町村や農協を通じて注意を呼び掛けている。

 同センターによると、5月に県南部の農家から「(観賞用の)ローズマリーの葉が黄色くなっている」と連絡があり、葉に付いていた虫を回収して農林水産省横浜植物防疫所で確認した。同農家の被害は軽微だった。

 この種類は体長が2・2~3ミリで黄緑色。葉を傷つけて汁を吸う。現状では防虫ネットで覆う対応が有効という。

 同センターは「ローズマリーは家庭の植え込みなどでの栽培も多いので、一般家庭でも気を付けてほしい」とした。海外では、ローズマリーを含むシソ科のハーブ類に広く寄生し、株を枯らす被害も報告されているという。

最終更新:7/8(金) 11:16

千葉日報オンライン