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【Awesome City Club インタビュー】 架空の “Awesome City“はどんな街?&3rdアルバムとライブツアーで訪れた変化

SENSORS 7/8(金) 12:01配信

「架空の街 Awesome City のサウンドトラック」をテーマに、2013年結成・2015年デビューしたAwesome City Club。“Awesome City“とはメンバーの中ではどのような街としてイメージしているのだろうか。そして、3作目となった『Awesome City Tracks 3』・6月~7月にかけてのツアー「Awesome Talks -One Man Show 2016-」を経て迎えた変化とは。
前回記事:【Awesome City Clubインタビュー】SoundCloud・CAMPFIRE・note 様々なサービスを通してファンと繋がる理由

Awesome City Clubは、atagi (Vocal/Guitar) 、PORIN (Vocal/Synthesizer) 、モリシー (Guitar/Synthesizer) 、マツザカタクミ (Bass/Synthesizer/Rap) 、 ユキエ (Drums) の男女混成5人組。6月22日には3rdアルバム『Awesome City Tracks 3』をリリース。
今回お話を伺ったのはボーカルを務めるatagi(以下「A」)、PORIN(以下「P」)と、Awesome City Club 主宰のマツザカタクミ(以下「M」)。今回は“Awesome City“という架空の街の設定や、彼らの結成の経緯、6月22日発売『Awesome City Tracks 3』について探っていく。
そしてこの取材後、ツアー「Awesome Talks -One Man Show 2016-」まっただ中、マツザカタクミより最新のコメントも頂いた。

『Awesome City Tracks 3』は自分たちの感情が出たアルバム

--Awesome Cityという架空の街。どのような設定なのでしょうか?

M:「Awesome Cityって、どんな街なんだろう」というのは実はメンバー間では特に共有していなくて、聴いた人それぞれが思う理想的な街かなと思っています。唯一共通認識としてあるのは、「無国籍で時代感が無い、過去でも未来でもない」街ですね。

P:私はざっくりしていて、「現実逃避できる街」であればいいかなと思っています。受け取ってくれる人の自由な発想で、と思っています。

A:僕がイメージしているのは「行ったことない街」です。僕はメンバーの中で唯一地方出身なのですが、地方にいる時って東京のような大都市が、東京に住んでいる人よりもデフォルメされるんですよね。色気のある街というか、僕が抱いていた東京っぽさに近いのかなとは思っています。和歌山出身なのですが近くに大阪があるので、何か夢を追っている人は絶対大阪に行くんです。なんとなくその近すぎる感じも嫌で、全く知らないからこそ想像がつかない。だからこそいろんな魅力を感じる。そんな街に映っていました。

M:映画『ロスト・イン・トランスレーション』が好きなんですが、僕らが見ている普通の新宿の街並みは、海外の映画監督から見るとすごくオリエンタルな感じに映るんだなと(作品を観ていて)思いました。そういった「自分がいる所を外から見ている」というのはイメージに近いかもしれません。
2ndアルバム『Awesome City Tracks 2』の最後の曲『Lullaby for TOKYO CITY』は一つの答えかなとも思っています。バンドを始めたときに、地方出身の人がすごく多くて、「一旗揚げよう」という感覚をすごく感じたんです。そんな中、前いたバンドが僕も含めみんな東京出身で「メラメラしていないこと」がコンプレックスだった時期があって。地方の人が歌う「東京」が沢山あって、ずっといるからこそ思っている「東京」もあるなと思いこの曲が出来た感じです。東京は夢破れた人も破れたことに気づかない、そんな感じの場所なんだろうなと。

--『Lullaby for TOKYO CITY』で締めくくられた前回のアルバムですが、今回のアルバムの聴き所について教えて頂けますか?

P:一番変わったのは歌詞です。『Awesome City Tracks』は架空の街を題材に、『Awesome City Tracks 2』は東京をなんとなくイメージさせる、今回の『Awesome City Tracks 3』は自分たちの人間味、感情が出たアルバムだなと思います。

--そういった方向性となった理由はありますか?

A:今回のアルバムを作っている時に本当にナーバスになっていた時期があって、いいものを作らなきゃというプレッシャーも大きかったんです。そうなってくると、もっとエネルギーのある強いもの、心の底から思っていることを歌わないといけないんじゃない?というやりとりがあって。そういう中で、俯瞰した世界ではなく、僕とあなた、つまり一人称の世界が増えたのかなと感じています。

M:元々はダンスミュージックをやろうと思って活動を始めたので、歌詞が語感重視な部分も最初はあったのですが、今回はより言葉に意味を持たせて「心が躍る」という意味でのダンスミュージックとして作りました。

P:特に、女子にも聴いてほしいですね。私が作詞した曲はラブソングなのですが、私も中高生の時はラブソングを聴いて救われてきたので、そういうことをしてあげたいな、って。

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最終更新:7/8(金) 12:01

SENSORS