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毒薬指定の筋弛緩剤1本紛失か 岡山医療センター 誤記の可能性も

山陽新聞デジタル 7月8日(金)22時11分配信

 国立病院機構岡山医療センター(岡山市北区田益)は8日、医薬品医療機器法で毒薬に指定されている麻酔用筋弛緩(しかん)剤「ロクロニウム(商品名・エスラックス)」の50ミリグラム入り瓶1本を紛失した恐れがあると発表した。成人3人分の致死量に相当するという。

 職員への聞き取り調査の結果、未使用の瓶を誤って廃棄したか、在庫を管理する台帳に使用本数を誤記した可能性が高い一方、盗難なども否定できないとして、同日までに市保健所と岡山西署に連絡した。

 同センターによると6月30日午後8時半ごろ、全ての手術を終えた後、手術室の廊下にある薬品用保冷庫の在庫を看護師が確認した際、65本あるはずの瓶が64本だったことが判明したという。

 同センターは、職員が居る時は鍵を開けていた保冷庫を24時間施錠するといった再発防止策を講じる。佐藤利雄院長は「多大な迷惑と心配を掛け、おわびします。厳格な薬剤管理に取り組み、再発防止に努めたい」とのコメントを出した。

最終更新:7月8日(金)22時11分

山陽新聞デジタル