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相次ぐ銘板盗難被害 神奈川県・県西地域など広範囲

カナロコ by 神奈川新聞 7月8日(金)8時0分配信

◆同一犯も視野に捜査
 先月から県西地域で橋などの銘板が盗まれる被害が相次いでいる。7日現在、県西地域で確認されている被害は少なくとも7件で、管理する市町などは被害届を提出。県警では、同一人物による犯行の可能性も視野に窃盗の疑いで捜査を進めている。被害は藤沢市でも多発しており、広範囲にわたっている可能性もある。

 これまでの主な被害は▽6月9日、山北町山市場の洞門の銘板4枚(被害額約27万円)▽10日、同町湯触の「清水やまなみ橋」の手すりに取り付けられているブロンズ製の銘板6枚(同約30万円)▽28日、小田原市久野の上河原橋の金属製の銘板3枚(同約15万円)▽29日、南足柄市竹松の向田橋のブロンズ製の銘板1枚(同約6万円)▽7月1日、箱根町湯本の新旭橋の真ちゅう製の銘板1枚(同約5万円)-などとなっている。

 銘板はボルトやネジで取り付けられていたが、周囲に大きな傷を付けることなく盗まれていた。市町などそれぞれの管理者によると、工具を使えば外せたという。

 橋などの管理者はパトロール強化など対応に追われている。足柄上地域の1市5町を管轄する県西土木事務所では、被害を受けて所管の約260の橋や洞門などを対象に調査。同時にこれ以上の被害を防ぐため、銘板を取り付けているネジの穴を埋めるなどの緊急対応にも取り組んでいる。同事務所は「人目がつかないところなど優先順位をつけて順次、確認を進めていく」と話す。

 こうした被害は県西地域にとどまらない。6月以降、藤沢市では10件、茅ケ崎市では1件の被害が確認されている。藤沢市では今月4日から5日にかけて銘板が取り付けられた市管理の85ほどの橋について被害の有無や設置方法などを調査した。

最終更新:7月8日(金)8時0分

カナロコ by 神奈川新聞