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「鎌倉カーニバル」たどる 12日まで写真とミニコミ紙展示

カナロコ by 神奈川新聞 7月8日(金)17時10分配信

 鎌倉文士が立ち上げ全国的にも注目を集めたイベント「鎌倉カーニバル」を、写真と当時のミニコミ紙などでたどる「なつかしの写真展~鎌倉カーニバル」がJR鎌倉駅東口前のカトレヤギャラリーで開かれている。12日まで。

 鎌倉カーニバルは作家の久米正雄や大佛(おさらぎ)次郎ら鎌倉文士が南仏の謝肉祭を参考に1934年に立ち上げた。戦争で中断したものの47年に復活。力道山やオードリー・ヘプバーンらを“主神”として模した大がかりな仮装山車や仮装行列、ミスカーニバルらのパレードで62年まで続いた。

 会場には、1回目から最終年までの写真など約70点がずらりと並ぶ。若宮大路に大勢の市民や観光客が詰め掛けた様子がうかがえ、全盛期だった映画会社の山車や東京の百貨店がミスカーニバルを招いて東京でもパレードが行われたことも分かる。

 写真が趣味だった父親と自身が撮影した写真を多数提供した主催の鎌倉文化人会議幹事の高柳英麿さん(82)は「知らない市民も増えたので、全国に通用するイベントだったカーニバルを記憶にとどめ、町を大事にするヒントになれば」と話している。

 入場無料。問い合わせは、同ギャラリー電話0467(23)2530。

最終更新:7月8日(金)17時10分

カナロコ by 神奈川新聞