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最終日は和歌山市で決戦 3陣営、票固めに全力

紀伊民報 7月8日(金)16時43分配信

 参院選(10日投票)は最終盤を迎え、和歌山選挙区(改選数1)では幸福新顔の西本篤氏(46)、無所属新顔の由良登信氏(64)=共産、社民、生活推薦=、自民現職の鶴保庸介氏(49)=公明推薦=の3陣営が、支持拡大や票固めへ力を振り絞っている。最終日の9日には大票田の県都和歌山市で最後の訴えをする。

◆西本陣営

 西本陣営は公示後、市部を中心に県内を3周し、街宣活動や街頭演説、支援者へのあいさつ回りを続けてきた。景気回復を図るために消費税を8%から5%に戻すことを強調しているほか、戦争の抑止力として国防を強化し、国民の安全を保障する憲法改正の必要性を訴えている。

 陣営は「個人演説会などでは政策に共感してくれ、日に日に支持が広がってきた感じがする。候補者のファンも増えてきたかと思う」と話す。得票率は10%超を目標にしている。

 9日は和歌山市内で街宣活動や街頭演説をして支持固めをする。

◆由良陣営

 由良陣営は「勝利には25万票が必要」と公示後、選挙カーでの活動に加えチラシ配布や支援者による活動の輪の拡大など、目標達成に全力を注いでいる。

 陣営は「野党統一候補を応援しようと各政党、労組など各団体の動きが活発化している。弁士も多彩」といい、参加型選挙が展開できているとみている。

 その上で「戦争法の廃止や、貧困などにつながる経済政策からの転換をという訴えが浸透している」といい、手応えを感じている。

 9日は和歌山市内を回り各所で街頭演説。主要交差点でのあいさつも予定している。

◆鶴保陣営

 鶴保陣営は公示後、県内を2巡。3期18年の実績を示すとともに「全国一律の規制を地域の実情に応じて緩和し、地方発展へ」などと訴え、支援を呼び掛けている。

 陣営によると、目標得票数は前回(27万3960票)以上。過去3選で得票数を順調に伸ばす中、演説会の応援弁士らも「圧倒的な勝利を」と訴え、30万票を期待する声も上がる。ただ、陣営は「選挙ムードは低調」と投票率低下を心配する。

 9日は大票田の和歌山市で選挙カーを走らせ、企業回りで票固め。午後6時からはJR和歌山駅前で演説に立ち、最後の訴えに力を注ぐ。

■投開票速報の流れ確認 県選管

 県選挙管理委員会は7日、県庁で、10日投開票の参院選の投開票結果の速報事務が円滑にできるよう、流れを確認した。

 県内全市町村の選管から受信した投票結果や開票結果に間違いがないか確認し、国に報告する一連の動きを確かめた。

 県選管の斎藤修事務局長は「県民の大切な一票。間違いがないよう、確実に事務をしたい」と話した。

最終更新:7月8日(金)16時43分

紀伊民報

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