ここから本文です

ルビーロマン初競り、1房110万円 金沢卸売市場

北國新聞社 7/8(金) 3:21配信

 石川県産高級ブドウ「ルビーロマン」の今季の初競りが7日、金沢市中央卸売市場で行われ、出荷された46房のうち1房が110万円の値を付け、3年連続で過去最高額を更新した。北陸新幹線開業のご祝儀相場だった昨年から100万円の大台超えが続き、関係者はブランド価値のさらなる高まりに期待を寄せた。

 110万円のルビーロマンは、重さ約900グラムで実が30粒、1粒に換算すると約3万6千円になった。金沢市下安原町の農家が生産した。5月に札幌市で行われた「夕張メロン」の初競りで、2玉300万円の過去最高額で落札したスーパー「くらし快援隊」(兵庫県尼崎市)の依頼を受け、青果卸業「堀他(ほりた)」(金沢市)が競り落とした。

 「くらし快援隊」はルビーロマンを店内で展示した後、来店客に無料で振る舞う。バイヤーの小西幸丸(たかまる)さん(37)は、生産農家でつくるルビーロマン研究会が設立10周年を迎えたことを受け、昨年の落札価格に10万円を上乗せしたと説明し「農家の苦労を考えれば、110万円でも安い」と話した。

 同研究会の大田昇会長は「ルビーロマンもメジャーになった」と喜んだ。海外メディアとして初めて初競りを取材した中国のテレビ局「中国中央電視台」の王夢渓(おうむけい)記者(27)は「こんなに値段が高いブドウは見たことがない」と驚いた。

 JA全農いしかわによると、今季のルビーロマンは8月中旬から下旬にかけて出荷のピークを迎え、出荷量は過去最多の2万房を目指している。

北國新聞社

最終更新:7/8(金) 3:21

北國新聞社