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<セトウツミ>池松壮亮&菅田将暉に聞く “相思相愛”の2人「セトウツミ」が今後に与えた影響とは?

まんたんウェブ 7月9日(土)13時4分配信

 マンガ誌「別冊少年チャンピオン」(秋田書店)で連載中の此元和津也さんの同名マンガを映画化した「セトウツミ」(大森立嗣監督)が全国で公開中だ。全編が、大阪のとある河原に座り込んではたわいもない話をする高校生、瀬戸小吉(セト)と内海想(ウツミ)の会話劇。ウツミを池松壮亮さんが、セトを菅田将暉さんが演じている。菅田さんが池松さんのことを「会いたかった人ですし、楽しみでした」と言えば、池松さんも菅田さんのことを「題材も大事ですけれど、監督を含め、誰とやるかはすごく重要なこと。そんな中で菅田君と2人というのは面白いんじゃないかと予感してやろうと思いました」と返した。“相思相愛”の2人に聞いた。

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 ◇「なんの充実感もなく終わった」1週間(池松)

 「なんの充実感もなく終わりましたけどね。1週間ですし、(座ってばかりで)ケツが痛いだけですし(笑い)。関西弁、大変でしたけど」と、わずか10日間の撮影を振り返る池松さん。すると、大阪出身でありながら、仕事場では「身構えるんですかね、なんか分からないんですけれど標準語になるんです」という菅田さんは、「池松君としゃべると、自然と関西弁になるんですよ。それがなんか、僕にはいい意味で不思議な感じでした」と、短期間ながら“通じ合えた”ことを明かす。

 セトとウツミ、2人並んでの会話。まったりとした時間が流れる。そこには、絶妙ともいえる“間”が存在する。その間を作り出すために、さぞかし綿密な打ち合わせが行われたと思いきや、「(打ち合わせ)してないんですけど(笑い)」とあっさり否定する池松さん。「でも、1週間でだんだん仲良くなるんですよ。で、ちょうど温まったころに終わって(笑い)。でも、その方が一緒にしゃべったり、即興で始まったり、ほどよい感じだったと思います」とまんざらでもない様子を見せる。

 ◇「笑いについては考えなかった」(菅田)

 思わず笑ってしまうようなセトとウツミのやりとり。しかし、漫才にはしたくないという思いが「監督を含めて3人の共通認識としてあった」(池松さん)という。だから、菅田さんも「笑いについては考えなかった」とか。その一方で「セトとウツミの暇つぶしの会話なので、突っ込みとか、ボケとかが、わざとらしくならないように」ということを心掛けた。当初は表情が動かないマンガにならい、「とりあえずそれでやってみようかな」と撮影に臨んだが、「淡々とし過ぎていて、あまりにも面白くなくて(笑い)。何を言っているのかもよく分からないし」(菅田さん)となり、そこで、方向転換してはじけ気味のキャラで行くことにした。

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最終更新:7月9日(土)16時23分

まんたんウェブ