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県系3世チバナ選手 ブラジル代表で五輪出場 男子柔道

琉球新報 7月9日(土)5時0分配信

 【読谷】読谷村は5日、リオデジャネイロ五輪の男子柔道66キロ級にブラジル代表で出場する、県系3世のチャールズ・チバナ選手に黒帯と読谷山花織のお守りを贈呈した。

 チバナ選手の祖父母は読谷村出身で、約60年前にブラジルに移住したという。村役場で同日開かれた贈呈式には、親族関係者らが出席。親族らは「五輪で金メダルが取れるよう、沖縄から祈っている」と激励の言葉を贈った。
 チバナ選手と柔道の出合いは幼少期だった。「父親のマリオが柔道をやっていたことから、チャーリーも小さい頃から自然と柔道を始めるようになった」と親族は語る。チバナ選手は4人きょうだいの末っ子で「チャーリー」の愛称で親しまれている。親族の儀間成美さんは「やんちゃないたずらっ子で、走り回って、よく怒られていた」とチバナ選手の思い出を笑顔で話す。 

 10年以上前にチバナ選手が読谷村に来た際、柔道の稽古をした読谷少年柔道クラブの新垣盛雄監督は「3~4週間だったが、チャーリーの身体能力の高さや闘争心の強さを垣間見た」と幼少期の印象を語る。「五輪選手が読谷村から出てほしいと願っていた中、チャーリーの出場が決まり、非常に喜んでいる。金メダルを願っている」と活躍を期待している。

 石嶺伝実村長は「試合時間が合えば、ぜひ施設を活用してパブリックビューイングも実施したい」と、遠いブラジルにいるチバナ選手へエールを送った。

 五輪大会を目前に控え、村から「知花」と漢字の刺しゅうや県章、村章が入った黒帯と、読谷山花織のお守りが親族へ贈呈された。読谷少年柔道クラブからは激励金が贈呈された。贈呈品は親族を通じてチバナ選手へ手渡される。

 親族の山内トヨさんは「こんなに多くの方に応援され、チャーリーは私たちの誇りだ。金メダルが取れるよう沖縄から祈っている」と話した。

琉球新報社

最終更新:7月9日(土)10時44分

琉球新報