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電車内爆発、警察「ほぼ解決」 証拠品のDNA型が容疑者と一致/台湾

中央社フォーカス台湾 7/9(土) 14:19配信

(台北 9日 中央社)台北市内で7日夜に起きた電車内での爆発について、警政署刑事警察局の劉柏良局長は8日、現場にいた容疑者の男(55)のDNA型と爆発物の残骸に付着したDNA型が一致したと明らかにした上で、犯行を裏付ける証言や物証がそろっており、事件は「ほぼ解決している」と述べた。

劉氏によると、警察は容疑者の携帯電話のGPS(衛星利用測位システム)機能を利用して、移動経路を特定。男は中部・南投県からバスで台中市に移動し、そこから鉄道に乗り換えて北上しており、各地の監視カメラの映像には、現場で発見された赤色のバッグを背負った男の姿が映っていた。また、1人で行動していたことから、爆発は容疑者単独による犯行だとしている。

爆発は7日午後10時頃、台湾鉄路管理局(台鉄)の松山駅で発生し、容疑者を含む25人が負傷した。男は上半身に重度のやけどを負い、病院の集中治療室で治療を受けている。9日午前には意識を取り戻したが、取り調べを受けられるようになるのは2~3日後だという。

また、警察は8日、南投県に残されていた男の車から、爆発物の製作に使用したとみられるテープや金属製パイプ、犬1匹、遺書などを発見。遺書には家族へのメッセージなどが書かれていたという。息子によると、男は約5年前から、家族と離れて生活していた。このほか、精神疾患と中咽頭がんの病歴があったことも分かっている。

(張茗喧、蕭博陽/編集:杉野浩司)

最終更新:7/9(土) 14:19

中央社フォーカス台湾