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SUV で「時速300キロ!?」ベントレー、レクサス、マセラティーー人気モデル5選

ZUU online 7月9日(土)11時0分配信

SUVとは「Sports Utility Vehicle」の略で、直訳すればスポーツ用多目的自動車という意味。北米で貨物用ピックアップトラックの人気から、消費者のニーズを取り入れ、ファッション性を高めていったものが、現在の SUV の姿となった。日本では1989年のトヨタ ランドクルーザーや1991年の2代目三菱 パジェロがきっかけとなり、バブルの好景気とあいまってその人気も爆発的に高まった。

最近ではラグジュアリーな高級車としてのイメージも色濃くなっているSUV。日本では2015年度の販売台数で37万4000台と前年比133%もの伸びを見せている。

欧米での人気も高く、各メーカーが様々な SUV を投入し、中には最高速度で時速300キロも可能なモデルもある。今回は、そんな人気 SUV の中から、特に注目度の高い車種を紹介しよう。

■ベントレーが投入する世界最速レベルの SUV 「ベンテイガ」

英国の超高級車ブランド、ベントレーの投入した SUV が「ベンテイガ」だ。

価格は2695万円とSUVの中でも高価格帯で、日本では秋ごろのデリバリーが予定されている。

大西洋のカナリア諸島にある岩山が車名の由来だが、新設計の6.0Lツインターボ W12エンジンを搭載し、最高出力608ps、最大トルク900Nmを発生。停止状態から時速100キロに到達するまで4.1秒、最高速度は時速301キロを発揮するモデルだ。また、SUVらしく最大3500kgまでの重量を牽引できる。まさに世界最強・最速レベルの SUV の登場だ。

シャープなパワーライン、ブランドを特徴付けるリアの「ホースシュー」は芸術的なラグジュアリーSUVの象徴的存在として、富裕層を中心に人気を博しそうだ。

■都市型クロスオーバー SUV「スバル XV ハイブリッド」

257.04万円からとSUVエントリーにはぴったりな都市型クロスオーバー SUV がこの XV ハイブリッドだ。ハイブリッド専用設計の BOXER エンジンなので振動も少なく、燃費も20.4km/Lと満足できるレベルだ。

運転席の着座位置が高いのはもちろんのこと、リアやサイドの視界が良好に設計されているので、運転があまり得意でないという人にもお勧めだ。できればスバルの安全装備アイサイトがついたモデルを選択したい。全車速追従機能付クルーズコントロールに、低燃費に寄与するハイブリッド専用制御も効く。

なお、228.96万円から購入できるノーマルの XV もあるが、ハイブリッドに比べて燃費が悪く、エコカー減税の適用度合いも低い。ランニングコストも考えながら、予算に応じて選ぼう。

■ラグジュアリーな SUV 「レクサスRX」

521万円から選ぶことができる、レクサスのクロスオーバー SUV は、2015年に4代目としてフルモデルチェンジを行い、1カ月後には月販目標台数の18倍となる9000台を受注した。

D-4Sを新たに搭載したV6 3.5Lエンジンを擁するハイブリッドシステムの RX450h と、直噴2.0Lガソリンターボエンジンを搭載した RX200t がある。RX450hでは排気冷却を強化したシリンダヘッドなどの最新技術と組み合わせることで、18.8km/Lの燃費を達成している。

ラグジュアリーと呼ぶにふさわしい上質な室内空間は、コストパフォーマンスの高さとあいまって満足度の高い一台だ。

■マセラティ初の SUV 「レヴァンテ」

イタリアの高級車メーカーのマセラティが投入した初の SUV がレヴァンテだ。

フラッグシップモデルの「クアトロポルテ」、ミドルセダンの「ギブリ」、2ドアクーペ「グラントゥーリズモ」、オープンモデルの「グランカブリオ」といったラインナップのマセラティが「レヴァンテ」を投入してきたのは、世界的な SUV 人気を象徴する出来事だ。

レヴァンテはギブリのシャーシをベースに、同社ならではのスポーツ性能とオフロード性能をミックスさせている。

来春にはディーゼルエンジン搭載の「マセラティ レヴァンテ ディーゼル」の販売も予定されている。

■マツダのコンパクトクロスオーバー SUV 「CX-3」

コンパクトクロスオーバー SUV の CX-3 は、SKYACTIV-D1.5 のみのエンジンを搭載し、25.0km/Lと低燃費だ。トランスミッションは AT と6MT が選べ、価格も237.6万円からとお手頃だ。グレードはXD、XD ツーリング、XD ツーリング L パッケージの3つを用意。それぞれ安全装備と室内装備の充実度が変わってくるものの、衝突回避ブレーキを全グレードに標準装備したことはポイントが高い。

昨年末には、マイナーチェンジを行い、エンジンのノック音を抑制する「ナチュラル・サウンド・スムーザー」による静粛性が向上したこともユーザーにはうれしい。マツダの「魂動(こどう)」デザインとクリーンディーゼル車に注目している人にはお勧めのモデルである。(モータージャーナリスト 高橋大介)

最終更新:7月9日(土)11時0分

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