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【レポート】コンパイル創業者の新作パズルゲーム『にょきにょき』は『ぷよぷよ』の問題点の解決策から生まれた

インサイド 7月9日(土)20時5分配信

『ぷよぷよ』を手がけたコンパイルの創業者である仁井谷正充氏の新作落ちものパズルゲーム『にょきにょき』が、2016年7月9日開催の「Bitsummit 4th」にて一般公開されました。

『にょきにょき』は“同じ色の「にょきにょき」を揃えて並べ、おじゃまを降らせ相手のフィールドを妨害して勝利を目指”というシステムの対戦型パズルゲームで、まずは3DSソフト『にょきにょき たびだち編』として2016年末に800円で配信予定。基本的な部分は『ぷよぷよ』シリーズと同じですが、発火(連鎖)と攻撃(おじゃまを降らせる)タイミングがプレイヤーに委ねられているのが最大のポイントです。

■誕生秘話
そもそも本作は「『ぷよぷよ』初心者が上級者にボコられて、それから遊べなくなる」という問題点の解決策を手探りした結果生まれた作品なのだとか。また「ぷよぷよの限界を乗り越えるゲームを探っていたところ、本作のアイデアが生まれ、PCのプロトタイプのテストプレイをしてもらったら、イケる感触がしました。そこでコンパイル○を立ち上げ、売ることにしました」ともコメント。

また本作のタイトルに『たびだち編』というサブタイトルがつられている理由を伺ったころ、なんとRPGの要素を取り入れた『にょきにょき物語』のリリースも予定しているのだとか。こちらは5,800円前後になる予定で、ネットワーク対戦やクエスト機能などを実装。1本のゲームソフトとしてじっくり遊べる作品になるそうです。

■発火について
「にょきにょき」は同じ色ならば縦にも横にも伸ばすことができ、縦×横の長さで発火時の攻撃力(おじゃまの数)が決定します。ただし、『ぷよぷよ』のように“○個以上積めば強制的に発火する”というシステムではなく、XorYボタンを押すことで、今降ってきている「にょきにょき」を「針にょき」(起爆剤)に変化させることができ、この「針にょき」が同じ色の「にょきにょき」の上に乗ったとき、発火が起きるというシステムです。つまり、プレイヤーは好きなだけ「にょきにょき」を伸ばすことができ、それを好きなタイミングで発火させることが可能なのです。

また本作では“連鎖数=横につなげた数”ですので、単色で連鎖を組むことが可能に。仁井谷氏によると「連鎖の学習が難しい」という問題点を解決すべく、このシステムが考案されたとのこと。

■攻撃について
『ぷよぷよ』の場合は「ぷよ」が消えた段階で「おじゃまぷよ」が相手の画面に表示されますが、本作では「にょきにょき」が消えると攻撃力という数値に変換され、プレイヤーがLorRボタンを押さない限り「おじゃまにょき」は現れません。この数値は消費しない限り蓄積されていき、こちらも発火同様にプレイヤーが好きなタイミングで行うことができます。

■戦略性について
言葉にすると分かりにくく感じますが、実際に遊んでみるとシンプルかつ分かりやすいシステムになっており、「相手はどのタイミングで発火・攻撃してくるのか」「逆にどのタイミングで相手に攻撃すれば有利になるのか」という駆け引きを2試合ほどで体験することができました。



仁井谷氏はこのシステムについて「パズルゲームなのに対戦格闘技ゲームのような“私が攻撃した感”を得ることができる」としており、本作を“第三世代落ちもの格闘パズルゲーム”と定義。「初日に、遊ぶ人がルールを理解し、初日に、自分の攻略を組み立てることができる。初日に、観客が声を出して、攻略を指示したり、初日に、観客がプレイしたくなる格闘パズルゲームです。ファミリーで孫が遊んでいると、父母が声を出して作戦を指示したり、おばあさんやおじいさんがつい、遊びたくなる対戦ファミリー格闘パズルゲームです。」ともコメントしており、e-Sportsとしても展開予定とのことでした。

最終更新:7月10日(日)11時30分

インサイド

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。