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コース新「63」 190センチの大男が流した涙のわけとは?

ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO) 7月9日(土)20時8分配信

身長190センチの大男が、突然目頭を押さえながら、はらはらと涙を落とした。国内男子メジャー「日本プロ日清カップ」3日目。北海道クラシックGCのコースレコードを更新する「63」をマークしたハン・リーが、この日のラウンドについての感想を求められたときだった。

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「またゴルフができるようになるとは思っていなかった。今年、どうなるか分からなかったし、JGTO(日本ゴルフツアー機構)の皆さんには感謝したい。メディカルを適用してくれて、また愛するゴルフをプレーできるようになった――」。

2014年の「ダンロップフェニックス」で、これまで酷使してきた左膝が悲鳴を上げた。同年12月に手術に踏み切り、昨年は1年間ツアーを休んだ。今シーズンは怪我による特別保障制度を利用して出場している。

「今年、日本ツアーに戻ってきたら、選手たちから『おかえり』って声を掛けてもらって、うれしかった。ギャリーからも『おかえり』って言われて、本当にうれしかった」。

今季国内開幕戦から今週が8試合目の出場となる。予選通過はわずかに2回。21ラウンド目にして初めて60台を記録した。「ゴルフは本当に難しい。アンダーパーもなかったし、良いプレーができなかった。今日はナイスプレーでびっくり」と肩を震わした。

運も味方した。「どれだけやれるか分からないから」と、今年は帯同キャディを使わず、ハウスキャディを使ってきた。だが、2日目を終えて予選落ちしたデービッド・オーのキャディをしていた月森洋二氏を、この日から雇用した。2012年にリーがツアー初優勝を飾った試合でも、月森氏がキャディだった。

「よーじさんが助けてくれた」と振り返ったリー。「試合中、よく勝負をするんです。このアプローチが入るかとか、残り距離がどれくらいあるかとか」と月森氏。リーの集中力を高める術は熟知していた。

首位とは7打差ながら、4位の好位置につけている。優勝も狙える位置だが、リーの頭にそれはない。「今は、高いレベルでゴルフをできるのが、とにかくうれしい。アンダーパーでラウンドできるだけでうれしいよ」と、顔をくしゃくしゃにするばかりだった。(北海道安平町/今岡涼太)

最終更新:7月9日(土)20時8分

ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。