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香川 待ち受けるサッカー人生最大の三重苦

東スポWeb 7月9日(土)16時45分配信

 ハリルジャパンの10番に“最凶”のイバラ道が待ち受ける。日本代表MF香川真司(27=ドルトムント)が8日、日本でのオフを終えてクラブに合流するためドイツへ出発した。飛躍を誓って機上の人となったが、ドルトムントは相次ぐ主力の退団で大幅戦力ダウンの危機に直面。これに加え、過密日程や代表での過酷なアウェー戦など、今季はサッカー人生最大の三重苦に悩まされることになりそうだ。

 羽田空港で出発前に取材に応じた香川は「昨年以上を求めないと。15得点、15アシストは大きな目標としてチャレンジしたい」と極めて高い目標を設定。「自分が中心として、しっかりチームを引っ張っていく責任と覚悟を持っている」と強い決意をにじませた。

 あえて自らにプレッシャーをかけたのは、待ち受ける困難があまりにも大きいからと言っていい。「新しい選手が入ったり、主力が抜けたりした」という言葉からは危機感しか漂ってこない。

 ドルトムントは今オフに主将のDFマッツ・フンメルス(27)、10番のMFヘンリク・ムヒタリャン(27)、司令塔のMFイルカイ・ギュンドガン(25)と攻守の大黒柱が相次いで退団。さらにエースのFWピエールエメリック・オバメヤン(27)もスペイン1部レアル・マドリードをはじめとした数々のビッグクラブが獲得に乗り出しており、チーム力の低下は必至だ。

 ドイツ紙「フランクフルター・ルントシャウ」によると同クラブのヨアヒム・ヴァツケCEOは「この10年で最大の激変だ」と窮地を認めている。補強もトルコの至宝と言われるMFエムレ・モル(18)など若手ばかりで、主力の穴は到底埋められそうにない。2014―15シーズンは一時最下位に沈むなど降格のピンチも経験しており、実力が拮抗する現在のドイツリーグの状況を考えると再び降格争いを強いられる展開も現実味を帯びてくる。

 また今季は欧州チャンピオンズリーグ(CL)にも出場するが、最高峰の舞台を戦う戦力が整っていないため、香川に負担がかかることが予想される。ロシアW杯アジア最終予選に臨む日本代表の活動も合わせると超過密日程になってしまう。

 その代表の最終予選では、過酷なアウェー戦が待ち受ける。9月6日のタイ戦は欧州の気候と180度異なる高温多湿。最大のライバルとなるオーストラリアとの一戦(10月11日)も開催地メルボルンが年間で最も湿度が高い時期で、厳しい環境下での試合となる。

 心身ともに消耗して負のスパイラルに陥る危険性もあるだけに「CL、リーグ、代表の最終予選。9、10、11、12月はすごくタフになる」と香川も不安を隠さない。果たして日本の10番は逆境に打ち勝てるか。

最終更新:7月9日(土)16時45分

東スポWeb

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