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どこに投票するの? ちょっと待って、コレ読んだ?

STORYS.JP 7/9(土) 17:00配信

自民党の憲法改正草案の内容を知っていますか?

(人生共有サイトSTORYS.JPに投稿されたストーリーをご紹介します)

選挙です!10日の日曜日。明日です!
あなたは投票しますか?するなら、どの政党(員)に投票しますか?

やっぱ、自民党かなとおもった方、
それって、ちゃんとした理由がありますか?

私も今まで、なんとなく自民党に票を入れてましたが、
今回ばかりはちょっと待ったと、友人に言われまして。

『お前それなんか理由あんの? 憲法変更草案読んだ?』
(*改正草案という表現を、より意味が通るように変更草案としています。)

「いや、理由はとくにないし、読んでもないけど・・・」

『あのな、何となくの投票は危ないとおもうよ。おまえがどの政党に投票しようと構わないけど、その政党が何を行おうとしてるか、ちょっとは理解しなよ。少なくとも今回の憲法変更草案は読んだほうがいい』と言われ、

「ええ、めんどくせえよ。難しいし。何となくで投票してもまあいいじゃん。」と言ったら、

『はああ!? 明確な支持理由もなく与党(自民党)に投票し続けるのなんて、
にわか野球ファンが巨人いいよねって巨人ばっかり応援するのと同じだよ。
あるいは、合コンで趣味を聞かれて、メジャーどこしか見たことないのに『映画鑑賞かな』って答えるようなもんなんだよ!!!』と言われて、

てんめえと思ったけれど、言い返せない自分がいました。
それで、彼が言っていたように自民党の憲法変更草案を読んでみたんですが、確かに、何となくで投票するには重大すぎる変更案だと思ったんです。

この変更点、世間の人は知っているのか?
世間の人はどう思ってるんだろう。
そんな反応が伺いたくてSNSにこの記事を投稿してみました。

あ、最初に言っておくと、この記事は自民党の批判文じゃないですよ!
ヘイトスピーチはよくないと思うし、したくありません。

そうではなくて、それぞれの政党が

「こんなことをやりますよ!」と掲げていること、

その内容をちゃんと理解し、

「この政党だったら納得できるわあ!」と腑に落ちた状態で投票したら、
やっぱり気持ちがいいなと思うんです。

さて、この友人に「いいから調べてみろよ」と言われた、自民党の憲法変更草案。
ググってみました。

いろいろな方々が、憲法の ビフォー・アフターを比べております。
割とわかりやすい記事も多い。

僕は今まで政治に興味持ってなかった素人なんで、偉そうなことは言えないかもしれないけど、
投票はこんな素人を含めた一般市民のためにあると思うので、一般市民の声として、ちょっと伝えたいことを。

憲法のビフォー・アフター。
例えば、どんな変更案があるのかというと、

▼▼▼ #1 第一条(天皇) ▼▼▼

[ 今の憲法 ]
天皇は国の象徴(=シンボル)

[ 自民党の変更案 ]
日本国の元首(=ボス。ちゃんと言うと、他国から見た時の日本の代表者。)

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一見何ともない変更点なようなんですが、
なんで、わざわざこう変えたのかが疑問でした。「元首」というのは、戦時中につかっていた大日本帝国憲法での表現です。

戦時中は、天皇が政治的なパワーを握って元首となっていましたが、
そのパワーを国民に返そうと、戦後元首から象徴にしたんですよね。

何でわざわざ変えるのかと、違和感を覚えました。みなさんはどうですか?

次です。

▼▼▼ #2 第六条 第4項(天皇の国事行為等) ▼▼▼

[ 今の憲法 ]
天皇の国事に関するすべての行為には、【内閣の助言と承認】を必要とし、内閣が、その責任を負ふ。

[ 自民党の変更案 ]
天皇の国事に関する全ての行為には、【内閣の進言】を必要とし、内閣がその責任を負う。

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変更案では、内閣からの”お願い”がないと天皇はアクションを起こせないとなっています。

つまり、

天皇「これを行いたいく思います」
内閣「いいですよ、やりましょう。」

という流れが弱まり、

内閣「やりましょう」
天皇「・・ええ。行いましょうか。」

という流れが強まってくる可能性があります。

要するに、天皇の行動が内閣にコントロールされやすくなってきます。

この変更は、上で述べた、天皇に「元首」という立場・権利を与えるってやつとコンボになると感じたんですが……どうなんでしょう。

次は、よく出てくるやつです。平和主義の第九条!

▼▼▼▼▼▼▼ #3 第九条 平和主義 ▼▼▼▼▼▼▼
[ 今の憲法 ]
1. 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、【永久にこれを放棄する。】
2. 【前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。 】

[ 自民党の変更案 ]
1. 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動としての戦争を放棄し、武力による威嚇及び武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては用いない。
2. 【前項の規定は、自衛権の発動を妨げるものではない。】

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*今の憲法が、変更案ではけっこう削られてます。あれだけ大事にしようって言ってた第九条が。
ようは、今までは紛争解決のためであっても、武力行使はしないということだったんですが、
自衛のためには武力行使するよ、というのが今回の変更案。

まぁ、敵国が攻めてきた時に、殴られっぱなしだと国民に被害が及ぶよ
だから、国を守るために、武力を保持しようということは一理あるとはおもいます。
その気になったら武力行使できるぞというカードを持ってることで、
敵国が攻めてきにくい、というのもあります。
学校でいじめてた子が反撃できると知るや否や、いじめっ子が攻撃の手を緩めるのと似ているかもしれない。

ただ、怖いなぁと思うのは、この自衛権には集団的自衛権も含まれるので、
協力関係にある国の軍事活動に加担することになります。

協力関係にある国が戦闘を始めたら、そこに日本も加わるということです。
この場合、集団的”自衛”といいつつ、自衛ではぶっちゃけありません。
日本に攻撃していない国にも攻撃するわけですから。

「友達の国が戦争を始めてしまった時、おれらも支援するから!加勢するからな!というのは、
友達とのつながり、信頼関係に必要だ」という意見かと思うのですが…どうなんでしょう。

例えば、自分の友達がだれかと喧嘩してたら、
友達といっしょに相手を攻撃したり、友達を応援したりは、しないかなあと思います。

それよりは、友達と喧嘩相手の間に入って、
「まあまあ、いったん落ち着こうぜ」と仲裁にはいるのが、真の友情かなあと。
まあ、例えがちょっと稚拙かもしれませんし、理想すぎるかもしれません。
漫画「ナルト」でもありましたけど、復讐(攻撃)は新たな復讐(攻撃)を生むだけだと思うんですよねえ…。考えものです。

それで、次が非常に厄介らしいです! 法律学者の方も危惧しているのが
緊急事態の宣言の効果。今の憲法には無い新たなルールです。

下記に条文記載しますが、先にかんたんに言うと、

・緊急事態が起こった時は、国は僕らに命令できて、僕らはそれに従わなくちゃいけない。必ず。

というものです。

▼▼▼ 第九十九条(緊急事態の宣言の効果)▼▼▼
[ 今の憲法 ]
ありません。


[ 自民党の変更案 ]
緊急事態の宣言が発せられたときは、法律の定めるところにより、内閣は法律と同一の効力を有する政令を制定することができるほか、内閣総理大臣は財政上必要な支出その他の処分を行い、地方自治体の長に対して必要な指示をすることができる。
2 前項の政令の制定及び処分については、法律の定めるところにより、事後に国会の承認を得なければならない。
3 緊急事態の宣言が発せられた場合には、何人も、法律の定めるところにより、当該宣言に係る事態において国民の生命、身体及び財産を守るために行われる措置に関して発せられる国その他公の機関の指示に従わなければならない。この場合においても、第十四条、第十八条、第十九条、第二十一条その他の基本的人権に関する規定は、最大限に尊重されなければならない。
4 緊急事態の宣言が発せられた場合においては、法律の定めるところにより、その宣言が効力を有する期間、衆議院は解散されないものとし、両議院の議員の任期及びその選挙期日の特例を設けることができる

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内閣がGOと言ったら、国民はGOする条文です。
なので、この権限の使い方によっては、僕たちに銃を担がせて戦地に行ってきてということも可能です。

大げさな話、「仕事とか友達とか家族とか今はいいから、ちょっと行って戦ってきてよ。」というのも可能で、

これはかなりやばいじゃないかと思うわけです。

国が緊急事態に即座に対応できるのはプラスに働くこともあるかもしれませんが、それにしてもスーパー権限すぎるでしょと思うわけです。ゲームみたい。

私が大学4年の頃この世を去った祖父は、帰還兵で、
「戦争に行って仲間が殺された。おじいちゃんも敵兵の長を殺したことがある。
引き金を引いてみたら、当たったんだ。彼には家族もいたろうと思う。思い出したくないよ。戦争はダメだ。」と言ってました。

祖父は、18歳から28歳までの青春の10年間を戦地で過ごしたそうです。
辛かったろうなと思います。

友人とビール飲む事もできず、家族と別れて、異国の地に行って、常に殺されるリスクを背負いながら、他人に銃を向けるなんてできないなあと思います。

集団的自衛権と戦争を結びつけるのは、ちょっと強引かもしれないし、考えすぎかもしれませんが、僕には今回の憲法変更草案はそのためにあるものとしか思えませんでした。

もちろん、いざとなったら戦争できる国であることが、国力につながるという考えなのでしょうが。

…とまあ、こんな感じで、パーっと、憲法のビフォーアフターを読み進めていました。
それでも、心のどこかで大丈夫でしょ、憲法が変わったとしても大丈夫でしょ、と思ってる自分がいるわけです。
万が一、万が一、戦争が起こって徴兵されたとしても、
「まじ徴兵いやだわー。だったら会社やめるわー、働かないわー。」とかって、僕だけじゃなく大勢の人がストライキを起こすだろうから大丈夫でしょ、なんて思ってたんですが、

表現の自由のところにこんな追加があって、

▼▼▼▼ #4 第二十一条(表現の自由) ▼▼▼▼

[ 今の憲法 ]
1. 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、保障する。


[ 自民党の変更案 ]
1. 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、保障する。
【新設】2. 前項の規定にかかわらず、公益及び公の秩序を害することを目的とした活動を行い、並びにそれを目的として結社をすることは、認められない。

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デモ活動とか、ストライキはできなくなりそうなんです…。

変更案では、
「言論の自由は認めるよ、でも、公(=国 etc.)の害になると判断されることは、NGですよ」
ということなんです。

だから、僕たちが国などに不満を抱いた際に、僕たちの権利を訴えるため、
「それ、おかしいんじゃないの? ちょっと考え直してよ」ということが、
できなくなってしまいます。

今回の選挙で、改憲派の人数が多くなれば、3分の2以上の議席をとれば、
憲法が本当に変更されて、ほんとうに表現の自由はかなり減っちゃいます。

言いたいことが言えなくなります。
もちろん、ヘイトスピーチや批判の言葉を浴びせるのはよくないと思うんです。街頭演説とかでよくあって、僕は個人的にはあまり好きじゃない。
でも、この変更が通っちゃうと、
僕らがほんとーーーーに困った時、
「ほんとーーーーにこの国ヤバタン!!!!!!!」と思った時に、
止められなくなるのでしょう。

「言いたいことも言えないこんな世の中じゃ、ポイズン」だと、本当に思いました。
僕は政治にうとい方だったんですが、これを見て、ちょっとこれはさすがにないでしょと。

あと、まだ続くんです。長くてすみません。
基本的人権の尊重ありますよね。人が人らしく生きるために、自分らしく生きるために必要なものです。ちょっと変な例かもしれませんが、家庭内暴力とか、パワハラ、セクハラとかは、この基本的人権の尊重が無い状態です。その人をその人として尊重してない状態。困っちゃいます。

今の憲法には、この基本的人権の尊重について

「この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であつて、これらの権利は、過去幾多の試錬に堪へ、現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである。」

と書いてあります。

つまり、
「過去の苦しみを乗り越え、僕たちは人権を尊重することの大切さを知った。僕たちが僕たちであれる社会、それを今後ずっと伝えていこうよ、そういう決意をしよう。」

ということです。

「うおおおお、めちゃめちゃええこと言っとるやないか、けんぽおおおおおおううううう!!!」

と思ってたら、

今回の自民党の変更案で
完全に削除されてるんです。 えええ。

▼▼▼▼▼ 第十一章 最高法規 ▼▼▼▼

[ 今の憲法 ]
「この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であつて、これらの権利は、過去幾多の試錬に堪へ、現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである。」

[ 自民党の変更案 ]
削除

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極め付けは下記です。他にもあるんですが、この記事ではこれで最後です。

▼▼▼▼▼▼ 憲法尊重擁護義務 ▼▼▼▼

[ 今の憲法 ]
天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。

[ 自民党の変更案 ]

・全て国民は、この憲法を尊重しなければならない。
・国会議員、国務大臣、裁判官その他の公務員はこの憲法を擁護する義務を負う。

違い)
1. 国民が憲法を守らなくてはいけなくなってる
2. 天皇が憲法保守の義務を負わなくなってる

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ご存知の方も多いかと思いますが、憲法は元々国を統制するためのものです。
法律は国民が守るもの。でも憲法は国が守るものです。国が行きすぎた行動をしないようにするため、国のパワーバランスを保つため。

それが、国民が憲法を守らなくちゃなってるんです。上記お伝えしたこと全て、
僕らに守る義務が発生します。

以上、ごく一部ですが、自民党が考えている憲法の変更案についてお伝えしました。

今回の選挙は、憲法変更賛成派が2/3以上の議席を取っちゃうと、本当に憲法かわっちゃいます。まじで変わっちゃいます。 なので、憲法変えてほしくないなぁ、と思われた方は、今回は一旦、憲法を護ろうとする人に一票を投じてください。

また、この変更案を知って、それでもなお憲法変えるべきだと思われたら、もちろんそれでもいいと思います。あなたが納得した上なら、それは素晴らしい選択だと思います。

ただ、何となくで決めるのだけは、もうやめにしましょう。
僕はやめにしたいとおもいます。

僕は今まで何となく自民党に投票してました。
僕は、長いものに巻かれたい願望が強かったんだと思います。
日本人らしさなのか、僕らしさなのか分からないんですけど、他の人たちが選ぶことを選んでた。

野球でも、勝ちそうなチームを応援しちゃうし、
合コンで趣味聞かれても無難そうなことを言ったりするんですよね。
でも今回、友人をきっかけに憲法”変更”草案を読んで、それじゃダメだとおもったんです。
ちゃんと選挙しなきゃって。

憲法できたのは70年前ですし、時代の流れに合わせて変えていくっていうのは分かるんですけど、もっと慎重に国民の理解を得るべきだとは思うんです。話し合って。そしたら、もっと良い方向が見える気がする。

中には「GHQが勝手に作ったんでしょ憲法って。だから変えちゃっていいじゃん。」っていう意見や、「いやいや当時の幣原首相がその作成に深く関与したんだよ。大切にするべきだ」っていう意見もあります。
でも、正直、誰が作ったかなんて関係ないと思うんです。

僕らが良いと思うものは何なのか。
僕らは、どういう未来を望むのか。

それに尽きると思うんです。

僕は、戦争行きたくないです。
武力での解決より、対話での解決の方が未来がある気がします。

人として、お互いを理解しようとする、平和な世界がいいです。
難しい道かもしれないけど、その為になら、税金はいくらでも払う。

今回の参議院選挙、7月10日(日)です。
あなたは誰に、どの政党に投票しますか?

━━ 以上、人生共有サイトSTORYS.JPに投稿されたストーリーをご紹介しました。

最終更新:7/9(土) 23:42

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