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鉄道とはまた違う事情 「ななつ星」デザイナーの豪華バス「YUI PRIMA」登場へ

乗りものニュース 7/9(土) 15:51配信

「究極のバス旅行」を提供すべく

 兵庫県を中心にバス事業を行う神姫バスグループの神姫バスツアーズが2016年5月20日(金)、「究極のバス旅行」を提供すべく新しいツアーブランド「真結(ゆい)」を立ち上げると発表。それに用いるバス車両の詳細を明らかにしました。

 車両の名前は「YUI PRIMA(ゆい プリマ)」。デザインは、豪華クルーズトレイン「ななつ星in九州」をはじめとするJR九州の車両デザインなどで知られる工業デザイナー、水戸岡鋭治さん(ドーンデザイン研究所)が手がけます。

 その車内は“水戸岡デザイン”らしい、木材を生かしたデザイン。座席は長時間移動でも快適な座り心地が追求されているほか、座席横に折りたたみ式のテーブルを備え、ゆとりをもって飲食できるといいます。また足元に収納ボックスを用意し、バッグを床に置くことのないよう配慮したとのこと。座席数は1人+2人が6列で18席、各列の前後間隔は1050mmが確保されています。

鉄道ではOKでも、バスではNG

 神姫バスツアーズによると、この座席の開発がもっとも難しかったそうです。木材を生かす水戸岡さんのデザイン。氏が手がけた鉄道車両の座席には、その背面が木製のものがありますが、バスでそれはNG。万が一の衝突などを考慮し、座席に固いものがあってはダメといったバスの保安基準があるからです。

 しかし、安全は何より大事。それを守りながら何ができるか、やりとりを重ね、知恵を絞ったといいます。

 世界にはキッチンや寝台付きなどさまざまなバスがありますが、日本では保安基準が厳しく、実現は難しいのが現状。そのため、同じような内装のバスができやすい環境にありますが、神姫バスの長尾 真社長は保安基準を満たしつつ新しいものを生み出し、「日本のバス旅行」を豊かなものに変えていきたいと考えているそうです。

 また「YUI PRIMA」には「車線逸脱警報装置」「車間距離警報装置」「衝突被害軽減ブレーキ」「車間距離保持機能付きオートクルーズ」「3点式シートベルト」などの安全装備も導入されます。

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最終更新:7/10(日) 20:43

乗りものニュース

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