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大谷翔平の“リアル二刀流”に米が熱視線 「打者でも本物のスターに」

Full-Count 7月9日(土)9時7分配信

打者でも評価上昇、米メディア「球界で最高の素材」

 日本ハム・大谷翔平投手の“リアル二刀流”が、米国からも大きな注目を浴びている。投手としてはすでに最大級の評価を受けていたが、今季は打者としても圧巻のパフォーマンスを披露する22歳について、米メディア「バイス・スポーツ」は「ショウヘイ・オオタニは野球界で最高の素材」とのタイトルで特集。将来的にメジャー移籍を決意した場合、二刀流を続けられるかについて、メジャースカウトが「球団によるだろう」と話していることを紹介している。

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 米球界からの大谷に対する注目度は、上昇し続けている。これまでは主に「投手・大谷」に絶賛の声が上がっていたが、その流れは変わりつつあるようだ。記事では「日本ハムファイターズに所属するショウヘイ・オオタニは長い間、世界で最も有望な投手だと見られてきた。しかし、今季は打者としての存在が球界で興味深い話題を呼んでいる」と伝えている。

 まずは投手としての成績を紹介。大谷は今季、15試合で8勝4敗、防御率1.90を記録しているが、記事では投球回が108回2/3で132奪三振を記録していることに触れ、勝利数はリーグ2位(実際には1勝差で4位タイ)であることを記している。

 さらに、6月に日本最速となる163キロを記録したことにも言及。インディアンスのスカウトとして日本で大谷の視察を数年続け、現在はヤンキースに移ったデーブ・ディフレイタス氏は「恐らく、彼のスプリットは最高だと思う。高校時代、彼は素晴らしいブレーキングボールを持っていなかった。投球にバラつきがありストライクを取るのに苦労していた。しかし、体が成長していき、彼のブレーキングボールは磨かれていった。それでも、スプリットが最高だけどね」と、その投球を絶賛したという。

今季は打者で躍進、高校時代から「スター性が溢れ出てた」

 続けて記事では、「今シーズン、オオタニは本物のスター打者となった」と、バッターとしての活躍も紹介。「アメリカン・リーグと同様に、パシフィック・リーグでもDHの起用が認められている。しかし、ファイターズではオオタニが登板する際、その権利を放棄している。登板がない時は週に3回ほどDHとして先発する(2015年までは外野を守っていた)」と、日本ハムの起用法について正確にレポートしている。

 打者として成績を伸ばした要因としては“肉体改造”を挙げ、「オオタニはオフシーズンに10ポンド(約4.5キロ)ほど筋肉を付けた。彼は打撃で期待に応えようと決意したのだ。バッティングに対する愛は日本球界で彼が一番であり続けるために重要なものとなっている」と分析した。

 さらに、日本球界を取材する「ゴッドファーザー」として、著名なジャーナリストのロバート・ホワイティング記者のコメントも紹介。ホワイティング氏はプロ入り前の大谷について「高校時代、傑出した選手だった。スター性が溢れでていた」と振り返ったという。ホワイティング氏は大谷が高卒でMLBに挑戦すると見られていた事実や、日本ハムが「決意を変えさせた」経緯も説明している。

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最終更新:7月9日(土)9時53分

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