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最後の海開き「泳ぎに来て」 岡山・牛窓の西脇海水浴場

山陽新聞デジタル 7月9日(土)19時10分配信

 岡山県瀬戸内市牛窓町鹿忍の西脇海水浴場で9日、最後の海開きが行われた。利用客の減少などもあり、今季限りで半世紀の歴史に幕を下ろす。今後、市はマリンスポーツや地引き網体験などができる観光拠点としての活用を探っていく。

 同海水浴場で神事が執り行われ、市、市観光協会、売店組合の関係者ら約20人が出席。牛窓神社(同市牛窓町牛窓)の岡崎義弘宮司が祝詞を奏上した後、波打ち際に五色の切麻(きりぬさ)や塩をまき、シーズン中の安全を祈願した。

 西脇海水浴場(遊泳区域1万2千平方メートル)は1966年、バス会社が一帯をリゾート地として開発し、旧牛窓町が開設。ピークの1980年代中盤には、牛窓海水浴場(同市牛窓町牛窓)と合わせ18万5千人の海水浴客を数えたが、レジャーの多様化などで1990年代から次第に客足が減少。市が2015年に策定した行政改革プラン(3カ年)で廃止を打ち出していた。

 先代から海の家を経営する男性(68)は「お客はだんだん減っていたし、時代の流れを感じる」と話していた。

 この日は牛窓海水浴場も海開き。両海水浴場とも8月21日までで、市観光協会はシーズン中、計約1万人の来場を見込んでいる。

最終更新:7月9日(土)19時10分

山陽新聞デジタル