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『インデペンデンス・デイ』J・ゴールドブラム、続編は「ワクワクが止まらない」

クランクイン! 7月9日(土)11時20分配信

 破壊王の異名を持つローランド・エメリッヒ監督が「続編は作らない」という定説を破り、最新作『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』で再び降臨。前作に続き主演を務めるジェフ・ゴールドブラムは、予想もしなかった続編への出演オファーにワクワクが止まらなかったという。『ザ・フライ』のハエ男で映画ファンの度肝を抜いた個性派が、時を重ね、なんと地球を守る防衛部隊のリーダーに。俳優として進化し続けるジェフが、本作の魅力、自身の役柄について熱く語った。

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 本作は、地球侵略を企むエイリアンと抵抗する人類との戦いを描いたSF巨編『インデペンデンス・デイ』の第2弾。1996年7月4日、壮絶な死闘の末、人類がエイリアンに勝利してから20年、アメリカ合衆国全土を覆う巨大マザーシップと共に、さらに進化を遂げたエイリアンが再び地球に襲来する。瞬く間に滅亡の危機に追い込まれた人類は、果たして生き残ることができるのか?

 ある日、エメリッヒ監督から、「実は『インデペンデンス・デイ』の続編を考えている。ディナーでも食べながら話を聞いてくれないか?」と、突然電話がかかってきたというジェフ。「人類は、エイリアンが前作で残していった最新技術を採り入れ地球防衛システムを構築し、エイリアンはそれをさらに上回る進化・巨大化で対抗する」というエメリッヒ監督の壮大な構想を耳にしたジェフは、「アイデアやストーリー展開にワクワクが止まらなかった」と少年のように屈託のない笑顔を見せる。

 また、前作で共演したビル・プルマンやジャド・ハーシュと20年ぶりの再会を喜んだジェフは、「今回一緒に来日したリアム・ヘムズワースやマイカ・モンローら新キャストとの共演も素晴らしかった」と絶賛。とくに、『ニンフォマニアック』『メランコリア』など話題作にも多数出演し、歌手としても活動するフランスの女優シャルロット・ゲンズブールの加入は刺激的だったようで、「僕も音楽をやるので、彼女といろんな話をできたことは、とても有意義だったよ」と満足げだ。


 ジェフといえば、ジャズピアニストとしての顔を持ち、絵画にも才能を発揮するバリバリのアート系。ところが、『ライトスタッフ』ではNASA職員、『ザ・フライ』ではハエ男に変身する科学者、『ジュラシック・パーク』シリーズでは数学者、そして本作ではESD(地球宇宙防衛)部長の責務を担う天才エンジニアと、なぜか代表作は理系エリート役が目立つ。これについてジェフは、「決して僕が望んでいるわけではないよ。父は医者だったけれど、理由はわからない。ただ、僕は俳優として “想像”の世界で生きているけれど、理系の役を演じるうちに、“事実”に基づく科学者や技術者たちを理解し、リスペクトするようになったのは事実さ」とニッコリ。

 昨年誕生した長男が、7月4日生まれという運命のめぐり会わせ。『インデペンデンス・デイ』シリーズは、ジェフにとって公私共に思い出深い作品であることに間違いはない。「もちろん、自分のキャリアの扉を開いてくれた大きな作品の一つだね。ただ、僕が一番興味あるのは、クリエイティブな意味で常に進化すること。演技法を向上させたり、固定概念から自分を解放したり、一生学び続けることが大切だと思っているよ」。

 ハードスケジュールで少々お疲れの表情を浮かべながらも、温かく、そして真摯に答えてくれたジェフ。190cmを超える大きな体と包み込むような優しい笑顔に、アメリカの良心を見た。(取材・文・写真:坂田正樹)

 映画『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』は7月9日より全国公開。

最終更新:7月9日(土)11時20分

クランクイン!

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。