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統計局の和歌山移転「総合的に検証」

紀伊民報 7月9日(土)16時35分配信

 政府が検討している総務省統計局と独立行政法人統計センターの一部和歌山県内移転の可否の判断材料にする実証実験が8日、終了した。統計局総務課の井上卓課長は「県や和歌山の大学関係者から多くの協力があり、県の熱意を感じた。移転については、総合的に検証したい」と述べた。

 統計局による実証実験は5月からあり、有識者会議やシンポジウムなどを開き、交通の便や、関西で統計に精通した人材が確保できるかなどを見た。

 4日からは和歌山市の県民文化会館内で、統計センターの専用サーバーを遠隔操作し、データを分析する「オンサイト施設」の実験を実施。支障なく稼働できるかや安全性などを確認し、8日に終了した。大きな通信トラブルなどはなかったという。

 県企画総務課の横山達伸課長は「統計局の実証実験に、できる限り協力してきた。県内に一部機能が移転しても、十分対応できるということを分かっていただけたと思う」と話した。

 政府は8月末までに、県内移転の可否を決定するとしている。

最終更新:7月9日(土)16時35分

紀伊民報