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能登町にライダーハウス、金沢から移住の大場さん 第二の人生、古民家改修

北國新聞社 7月9日(土)3時0分配信

 能登町越坂(おっさか)に15日、町内初となるバイク愛好者向け簡易宿泊所「ライダーハウス」が開業する。金沢出身の大場小都美(さとみ)さん(56)が「第二の人生」を送る場所として同所に移住し、古民家の改修を進めている。海岸線を走る県道沿いで、内浦の穏やかな海が広がる立地を生かし、能登をツーリングに訪れるライダーたちにくつろいでもらう。

 ライダーハウスは「『PEACE』(ピース)ライダーズマリンベース」と名付け、民宿として使われていた古民家の改修作業が行われている。

 大場さんはバイクが趣味で、金沢で料理人を続けながら、シングルマザーとして3人の子どもを育ててきた。子どもたちが独り立ちしたのを契機に、ライダーハウスを運営することを決めた。

 幼少期から毎年、夏休みになると、能登に遊びに来ており、能登の海沿いで開設しようと、昨年から物件探しをしてきた。

 ライダーハウスでは、料理人としての腕前を生かし、地元の新鮮な海の幸や山の幸を生かした食事、小木沖で取れる海洋深層水を使ったコーヒーを提供する。自然の素材や手作りにこだわり、安心安全な食で、能登の豊かな自然を満喫してもらう。

 大場さんによると、近年は若いときにバイクに乗っていた団塊の世代で、現役を退いたことをきっかけに再びツーリングを始める人が増えているという。

 自身も40代で大型二輪免許を取得し、米ハーレーダビッドソン社製の大型バイクにまたがってツーリングを楽しむ大場さんは「やりたいことが多すぎてわくわくしている。能登の良さをたくさんの人に知ってほしい」と話している。

 奥能登では2010年から、穴水町でライダーズハウスが営業している。

北國新聞社

最終更新:7月9日(土)3時0分

北國新聞社