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南加賀で民泊体験を 農家や民宿が推進協

北國新聞社 7月9日(土)3時0分配信

 小松市、加賀市、能美市、川北町の農家や民宿経営者ら19人が、全国の小学生に南加賀の自然や文化に触れてもらう事業を運営する「南加賀地域子ども体験推進協議会」を設立した。地域内の一般家庭に宿泊して農作業などを体験する児童を呼び込み、地域活性化を目指す。

 会長にブドウ農園を営む西村等さん(61)=加賀市分校町=が就いた。協議会は今後、月2回、魅力的な体験プログラムを考える研修を行い、2018年度のスタートを目指して事業計画を練る。民泊に関心はあっても方法が分からないという会員にはノウハウを伝授していく。

 計画では1家庭につき5人まで児童を受け入れ、南加賀の普段の暮らしを体験してもらう。農作物栽培や魚料理の体験に加えて、メンバーの本業である酒造りなどを組み合わせたプログラムを提供し、全国の小学校に修学旅行先に選んでもらえるよう働き掛けていく。

 同時に、50~100人単位で児童が訪れることを見込んで、宿泊を受け入れる家庭の募集も続ける。

 同協議会は国の都市農村共生・対流総合対策交付金や都市・農山漁村の教育交流による地域活性化推進等事業に対する補助金など約750万円を受けて事業を進める。

 西村さんは「方言や普段の食事などで南加賀の文化を感じてもらい、大人になってからまた来たいと思ってもらえる体験の提供を目指したい」と話した。

北國新聞社

最終更新:7月9日(土)3時0分

北國新聞社