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深夜の取り調べ、適正に 石川県警、アラーム全署に導入

北國新聞社 7月9日(土)3時0分配信

 石川県警は、深夜(午後10時以降)の違法となり得る取り調べを防ぐため、県警独自の取り組みとして「監督アラーム」を全12署に配置し、運用を始めた。午後10時前に警報音が鳴るデジタル時計を使って、深夜に事件関係者を取り調べする際に、必要な手続きの漏れを防ぐ。

 国家公安委員会規則では、午後10時~午前5時に取り調べを行う際、都道府県警本部長か署長の許可を得る必要がある。

 県警によると、各署では当直責任者が午後9時前後に、署内で事件関係者の取り調べが行われているかどうかを確認している。午後10時以降に取り調べが必要な場合、同9時半までに手続きする。

 監督アラームは当直責任者の手元に置き、午後9時、9時半の2回、音が鳴る。金沢中署の当直責任者の一人は「管内は事件が多く発生し、当直時間中の取り調べの数も多い。アラームがあれば確実に手続きの漏れを防ぐことができる」と話した。

 警察庁によると、全国の警察で昨年、容疑者に便宜を図るなどの不適切な取り調べは28件あった。このうち許可のない深夜や長時間の取り調べは8件だった。

北國新聞社

最終更新:7月9日(土)3時0分

北國新聞社