ここから本文です

コラボ続々!10-FEET、盟友28組と作り上げた「京都大作戦2016」

音楽ナタリー 7月10日(日)11時17分配信

10-FEET主催のライブイベント「京都大作戦2016 ~吸収年!栄養満点!音のお野祭!~」が7月2、3日に京都・京都府立山城総合運動公園にて開催された。

【この記事の関連画像をもっと見る】

7月2日
源氏ノ舞台 前半
源氏ノ舞台のトップバッターを務めたのは、「京都大作戦」初出演のFear, and Loathing in Las Vegas。10-FEETと競演してからまだ日が浅いという彼らは「まさかの源氏ノ舞台。サプライズが過ぎる!」と驚きと喜びを口にし、「Party Boys」「Let Me Hear」といったナンバーでオーディエンスを踊らせていった。5年ぶりの「京都大作戦」出演となったRHYMESTERはロックファンの多いオーディエンスに向かって「ヒップホップですいません!」と言いながらも「ここに来てる皆さんは、ジャンル関係ないですよね? カッコよければいいわけですよね」と問いかけ、“ヒップホップの流儀”を説明しながらライブを進行した。

04 Limited Sazabysは昨年牛若ノ舞台で「京都大作戦」初出演を果たし、2度目となる今年は源氏ノ舞台へとステップアップ。4人はその喜びを炸裂させるかのように、笑顔でライブを進行する。GENは「10-FEETにはもらってばっかり。最高のライブをしてその恩を返すしかない」と意気込みを語っていた。MONOEYESも初出演。細美武士(Vo, G)は「千葉で10-FEETのツアーを観てカッコいいと思って物販にいるTAKUMAにELLEGARDENのCDを渡した」と10-FEETとの出会いを回想しファンを驚かせたのち、「グラニート」「Remember Me」といったナンバーで会場を盛り上げた。

牛若ノ舞台
この日の牛若ノ舞台にはヤバイTシャツ屋さん、G-FREAK FACTORY、POT、キュウソネコカミ、田我流とカイザーソゼ、Dizzy Sunfist、SUPER BEAVERが登場。彼らはイベントへの憧れの気持ちや出演できた喜び、源氏ノ舞台への熱意を語り、爪痕を残すべく熱いパフォーマンスを見せていく。ロックバンドの出演が続くこの日の牛若ノ舞台で、異彩を放っていたのは田我流とカイザーソゼ。彼らはファンクサウンドにメッセージ性の強いラップを乗せ、暑い京都に心地よい風を吹かせた。

源氏ノ舞台 後半
京都のROTTENGRAFFTYは「もはや、わからんやつは置いていくで!」と言い、「世界の終わり」「響く都」「金色グラフティー」といったキラーチューンを連投。大勢集まったオーディエンスを一斉にジャンプさせて場内を一体感で包んだり、メンバーが次々にフロアに降りたりと、ライブハウスさながらのパフォーマンスで盛り上げた。東京スカパラダイスオーケストラのアクトはコラボ祭りに。10-FEETを呼び込み10-FEETの「hammer ska」をカバーしたかと思えば、ROTTENGRAFFTYも招集し3組で「閃光」をプレイする。さらに横山健をゲストに迎えてコラボ曲「道なき道、反骨の。」、Ken Yokoyamaの「Punk Rock Dream」のカバーを披露して、会場を大いに沸かせた。

Ken Yokoyamaは「10-FEETが作ってくれたこういう場所をみんなで守るんだよ。いいかい?」「バンドにとってのゴールはフェスに出ることやテレビに出ることじゃないんだわ。単独公演をたくさんの人が観に来てくれること」とオーディエンスに思いを語りかけながらライブを進行。「Radio! Radio!」というシンガロングが広がった「I Won't Turn Off My Radio」、スローチューン「A Beautiful Song」、ステージ上のメンバーもスカダンスを踊った「Pressure Drop」といった多彩な楽曲でファンを魅了した。

いよいよ10-FEETのアクトへ。入場のSEがかかるとフロアには10-FEETのタオルが幾重にも掲げられる。そしてTAKUMA(Vo, G)が「よっしゃ、見せてくれ、お前ら! 行こかー!」と声を上げるとバンドは「goes on」でライブをスタートさせる。フロアのあちこちでサークルモッシュが巻き起こり、前方では次々とクラウドサーフが発生した。バンドはその後も、大阪籠球会によるボールパフォーマンスが彩った「super stomper」、初期曲「nil?」、TAKUMAが「今までダイブしたことないやつ、やってみろー!」と煽った「1sec.」といった楽曲でさらに会場をヒートアップさせていく。そして一息置くと、TAKUMAが「お前らいろいろあると思うけど絶対負けんなよー!」「思ったことは全部言いたくなるけど、全部言ったら逆に伝わらんこともある。そこでぐっと我慢できる、いい男やいい女になりたいな。そんな思いを込めて曲を作りました」とメッセージを真摯に重ね、新曲「アンテナラスト」を披露した。「RIVER」ではTAKUMAの提案でオーディエンスが靴や携帯電話を掲げてフロアを彩る。異様な光景に、笑いと感動が場内を満たした。

7月3日
源氏ノ舞台 前半
2日目のトップバッター、WANIMAはKO-SHIN(G, Cho)による「今日からWANIMAとみんなの夏が始まるぞー!」という開会宣言を合図にライブをスタートさせる。終盤に10-FEETの「VIBES BY VIBES」をカバーを披露すると、ステージ袖からTAKUMAが乱入した。四星球は10-FEETメンバー直々に手を加えたという舞妓のメイクで登場。さらに1曲目「運動会やりたい」にちなんで、「腿上げ対決」「高田純次がテンション上がったときにやるダンス対決」などさまざまな対決をファンに行わせて、場内を異様な盛り上がりで包んだ。FIRE BALL with HOME GROWNは「みんなが縦ノリが得意なのはわかってるよ。横ノリはどうだろうね?」と煽り、レゲエチューンを次々と投下。ファンはジャンプしたり、体を揺らしたりしながら、レゲエチューンに身を委ねていた。ストレイテナーは10-FEETと15年来の親交がありながらも今年が初出演。彼らが清涼感あふれる新曲群を披露したのちに「Melodic Storm」をプレイすると、ステージ袖から10-FEETメンバーが登場し、テナーメンバーのステージドリンクを飲み干していき、テナーメンバーとファンの笑いを誘った。

牛若ノ舞台
この日の牛若ノ舞台を盛り上げたのはCrossfaith、FEELFLIP、Day tripper、SABANNAMAN、THE ORAL CIGARETTES、NAMBA69、The BONEZ。1番手のCrossfaithの「Wildfire」ではSiMのMAH(Vo)が登場、NAMBA69の「LET IT ROCK」ではThe BONEZのJESSEが乱入するなど、コラボが相次いだ。さらに難波章浩が「勇気のあるやつ、ステージで一緒に歌おう」と煽って始まったNAMBA69の「MY WAY」では次々にオーディエンスがステージに。すると10-FEETのTAKUMAがステージでセキュリティの役割を担って、場内を驚かせた。またこの日の牛若ノ舞台のトリを勤めたThe BONEZは電源アクシデントに見舞われるも、JESSEが肉声でフリースタイルを披露するなど、機転を効かせたパフォーマンスを見せ、ファンからは拍手や賛美の声が送られた。なお彼らのステージについて、10-FEETはのちに自身のアンコールにて「必ずリベンジを! その時は源氏(ノ舞台)でやってくれよ!」とコメントしていた。

源氏ノ舞台 後半
dustboxはJOJI(B, Cho)がボーカルを取る「Neo Chavez 400」で10-FEETのNAOKI(B, Vo)をゲストに招集。さらにラストナンバー「Tomorrow」ではステージ袖から10-FEETメンバーが乱入し、演奏するdustboxメンバーの前に立つなどちょっかいを出していた。Dragon Ashは10-FEET「under the umber shine」のカバーからライブをスタートさせる。さらに「Fantasista」ではTAKUMAがギターを持って登場した。「Dragon Ashがもう1回観たい? 俺たちで勘弁してよー!」と冗談を口にしたのは湘南乃風。「純恋歌」では大合唱が広がり、「睡蓮花」では色とりどりのタオルが場内を舞った。

この日の10-FEETのアクトは次々とゲストが登場する展開に。「STONE COLD BREAK」ではFIRE BALLメンバーがTAKUMAを囲むように歌唱し、「2%」では湘南乃風が登場し盛り上げる。さらに「RIVER」ではDragon AshのKj(Vo, G)が飛び入り。1番手のWANIMAがカバーした「VIBES BY VIBES」ではWANIMAが乱入するなど、目まぐるしく豪華メンバーが入り乱れるパフォーマンスに、ステージもフロアも熱狂した。

あっという間に本編を終えて突入したアンコール。バンドはミディアムチューン「蜃気楼」を丁寧に届け、場内をしっとりとしたムードにする。そしてTAKUMAは一息つくと「さあ!」と声をあげ、バンドはラストナンバー「CHERRY BLOSSOM」を投下。フロアには大量のタオルが舞い、盛大なシンガロングが広がった。10-FEETメンバー1人ひとりの挨拶が行われたのち、1本締めで、2日間にわたった「京都大作戦2016」は終幕した。

最終更新:7月10日(日)17時46分

音楽ナタリー