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津波被災地に慰霊碑 来年3月除幕目指す いわき

福島民報 7月10日(日)11時7分配信

 東日本大震災で津波被害を受けた福島県いわき市の薄磯区は市内平薄磯の津波被災地に犠牲者の慰霊碑を建てる。来年3月11日の除幕を目指して9日、現地で地鎮祭が営まれた。犠牲者120人以上の名前が刻まれる予定で、鈴木幸長区長(63)は「慰霊碑建立は地元の念願だった。震災の教訓を後世に伝えていきたい」と話している。
 慰霊碑は幅2.5メートル、高さ2メートルになる。震災翌年の平成24年から地域で慰霊碑建立に向けて議論を重ねてきた。立地場所についてさまざまな意見があったが、最終的に地区内の寺院そばに決まった。
 建築費は約460万円。市まち・未来創造支援事業を活用して約350万円の補助を受け、残額は地域住民が負担する。
 地鎮祭には地域住民ら約20人が出席。読経が行われた後、鈴木区長らがくわ入れを行った。上遠野洋一副市長、江尻次郎いわき信用組合理事長があいさつした。

■鎮魂と記録意義を強調 薄磯区長
 鈴木区長は地鎮祭終了後、「鎮魂が目的だが、多くの人が犠牲になった津波被害を次世代に伝えることもできる」と意義を語った。

福島民報社

最終更新:7月10日(日)11時52分

福島民報