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【インタビュー】Rhythmic Toy World、「13曲すべてが僕に“HEY!”って語り掛けてきたんです」

BARKS 7月10日(日)12時4分配信

2015年にリリースした1stフル・アルバム『BUFFeT』以来1年3ヶ月ぶりとなる2ndアルバ『「HEY!」』をリリースしたRhythmic Toy World。大型フェスへの出演やツアーでのライヴ経験を経て生み出されたのは、ラウドな演奏の爽快感と、親しみやすいメロディの良さが共存した13曲。そこには、メンバー4人だけでなく“チーム”として彼らを支える人たちや、ライヴに足を運び、彼らのCDを聴いてくれるお客さんがいるからこそバンドでいられるのだという喜びと感謝の想いが詰まっている。間違いなく代表作になるであろうこのアルバムについて、メンバー全員に話を訊いた。

■“完成しているんだけど未完成”という感じかな。まだ余白が残っている
■ライヴでの自由度を上げて、その時にできない演奏をすることを意識しました

──まず、アルバムが完成した今の率直な感想をそれぞれ聴かせてください。

内田直孝(Vo./G):作りたいものが作れましたし、自分たちの新たなターニングポイントになる作品なんじゃないかなっていう予感がしています。

岸明平(G):完成してから何度も聴いているくらい好きなアルバムです。ライヴでどうやったらお客さんが喜ぶかなっていうのを意識して作ったので、自分もお客さんになったような感じで聴いてます。

須藤憲太郎(B):リスナーとしてもエンドレスリピートしちゃう感じなんですけど、特に今回のアルバムはベースとドラムでボトムを支えてタイトに合わせてやった感じがあって。もちろんボーカルの歌が一番なんですけど、それを支えるリズム隊で体を揺らせようという狙いがありました。ベースライン的には単純かもしれないですけど、シンプルな分、何回も聴けると思いますので繰り返し聴いてほしいです。

磯村貴宏(Dr):毎回そうなんですけど、今回も自信作ができました。それと、前作のツアー中からずっと制作してきたのですごくライヴ感がある13曲になったと思います。須藤が言ったように、リズム隊としてチャレンジした曲も多かったので、“成長した感”を出せた1枚になりました。

──この1年、大型フェスへの出演も目立ちますが、そうしたライヴへの出演を経て実感している変化ってありますか?

内田:大型フェスに出演したことで見えてきた楽曲やアレンジの必要性を感じることができて、この作品にも活かすことができました。今までは、ライヴハウスという枠組みをどこか越えられていないところがあったんですけど、大勢の観客の前で演奏するときの音楽性、アンセム感、ライヴに対してのエンターテイメント性というものの必要性を肌で感じましたし、それをライヴでどういう風に魅せて行くのかが見えるモノづくりというか、それをアルバムに詰め込めたと思います。

──それは、ライヴでお客さんから受け取ったものをどう大きく返していくかということが曲に反映されている、ということでしょうか。

内田:はい、曲だけで完結しないというか、そのときの現場の空気感、僕らとお客さんの一挙一動で変わって行くというか。だから、“完成しているんだけど未完成”という感じかな。まだ余白が残っていて、“ここはこういうことができそうだな”という部分を随所に置くことによって、ライヴでの自由度を上げて、その日その時にしかない演奏をできるようにということを意識しました。

岸:大勢のお客さんの前でやることが多くなったので、自分たちの音楽をより多くの人にわかりやすくというのを心掛けるようになったんです。自分たちのエゴで難しいことをやりがちだったりするんですけど、そこはあえて敷居を下げるような感じで、みんながライヴで一緒に歌える曲作りを心掛けました。

──そのあたりがリズム隊のシンプルな演奏にもつながっているということですね。

磯村:そうですね。初見のお客さんが増えたので、よりメロディをわかりやすく、聴きやすくというのは考えました。

須藤:Rhythmic Toy Worldらしさをさらに突き詰めることができたと思います。フェスで見てからライヴハウスに来てくれるお客さんも増えましたし、幅が広がったと思います。

──それは、バンドの結成当初からやってきた音楽が着実に形になって、さらに広がってきたという感じですか?

内田:根本的なバンド感、グルーヴ感というのは昔と変わっていないですけど、楽曲性は相当変わったと思いますし、発信して行くものの内容、見せ方というのは、常に変わって行っていると思います。大きく括っても1年単位で「今年はこうしよう」とかいう過ごし方をしてきたので。今のメンバーになったのが2010年なので、単純に考えても6回くらいは変わっているんじゃないですかね。

──Rhythmic Toy Worldは須藤さんと岸さんが幼なじみで、同じ大学の内田さんを誘って結成、2010年に磯村さんが加入して現体制になったそうですね。

岸:そうです、めっちゃ仲良いですよ。

内田:一時期、「仲が良すぎるのもあんまり良くないんじゃないか?」みたいな時があったんです。仲が良いというのはちょっとストイックさに欠けるんじゃないか、“あくまでもビジネス・パートナー”っていう考えを心のどこかに持たなきゃいけないんじゃないかって。それで、職場の同僚だと思ってプライベートとかも一切関与しないくらいに思ってみたんですけど、1週間くらいしか持たなかった(笑)。

一同:(笑)。

内田:僕らにはそういうのは必要なかったなと。やっぱり人間関係って誰にでも当てはまるテンプレートみたいなものはない。僕らはそうじゃなかったなというのを知る良い機会でした。今は公私併せて87%くらいは一緒にいますね(笑)。

──友人関係からスタートしているバンドって音楽性がバラバラだったりすることも多いですけど、Rhythmic Toy Worldの音楽を聴くと同じ方向を向いているメンバーでやっている印象も受けるんですが、その辺りは実際どうなんですか?

内田:客観的にバンドを見ると、僕ら4人はバラバラなんですよ。性格も違うし聴いてきた音楽のルーツも違うし。それを、一緒にやっているプロデューサーがバンドの舵取りというか、僕らがよそ見をしそうになったときに顔をグッと戻してくれるというか。その人のおかげで同じ方向を見ていられるんです。

──それがサウンド・プロデューサーであるSHO-TA (ParkingOut)さんということでしょうか。

内田:そうです。最初は大変だったと思うんですけど、今はそのDNAみたいなものを僕らも理解しています。いつもSHO-TAさんが言うんですよ。「俺がいつ死んでもいいように」って(笑)。自分が経験で学んだことをおまえらに教えるから、俺がいなくても俺が言ったことを自発的にできるようになってほしいって常日頃言われているので。だから、SHO-TAさんが現場にいないときとかに、こういうときにSHO-TAさんだったらどうするかな?というのが、僕らをバンドとして1つにまとめていると思うんです。僕らだけでは音楽性の枠の大きさが決まっちゃうんですけど、そこに新しいエッセンスを投げてくれて、それで僕らが興味を持ったものを広げて行っているような感じです。もうSHO-TAさんは5人目のメンバーですね。作品が出来上がったときに色んな方に聴いてもらって「良いものができたね」って言ってもらえるのが嬉しいし、チームで作った作品をそういう風に言ってもらえるのが至極というか、Rhythmic Toy Worldというものが4人だけではなくなっているからこそ得られる喜びがすごくて。だから「Team B」という曲を書いたり、すべてが良いタイミングだった気がします。

──「Team B」は“HEY!HEY!”という歌詞が出てきますが、アルバム・タイトルはこの曲のイメージから取ったんですか?

内田:そう思われがちなんですけど、じつは違うんです(笑)。僕がアルバムのタイトルを決めさせてもらっていて、今回も曲と向き合って考えたんですよ。そうしたら、13曲すべてが、僕に“HEY!”って語り掛けてきたんです。

──な、なるほど…。

内田:(引き気味のインタビュアーを見て)そうなっちゃいますよね(笑)。でも本当に、部屋で聴いてたら曲たちから僕らへの声が聴こえたんです。僕がそのときに感じた声をみんなにも同じように感じてほしくて、鍵カッコ付きの『「HEY!」』っていうタイトルにしようと思ったんです。CDショップに行ったときに『「HEY!」』って書いてあるジャケットが並んでいるわけですよ。それって僕が感じた衝動と同じというか、それに対してCDを聴くという行為で返すという、そこから何かが始まったら良いなって思います。良い作品ならきっと聴いてもらえると思うんです。だから、「絶対に聴け!」って強要するんじゃなくて、「聴いてみない?」っていうくらいの気持ちなんです。でも1度聴いてもらえれば絶対に楽しい気持ちにさせるよっていう、自分たちの自信もこの『「HEY!」』という言葉に込められています。

岸:僕らも『「HEY!」』というタイトル案を聞いて、普通に納得しましたし、それくらいこのアルバムってアグレッシブさを感じる曲ばかりなので、ピッタリだと思いました。

■「Team B」とは僕らの事務所「Teamぶっちぎり」のことです
■「まま音」用の映像は石神井公園の街をひたすら音楽に合わせて歩いている映像

──「Team B」はカラオケLIVE DAMの「まま音(本人映像&歌唱)」で配信されることが決定していますが、どんな曲か紹介してもらえますか?

内田:「Team B」は僕らの事務所「Teamぶっちぎり」のことです。今回「まま音」用にMVとは違う映像を撮ったんですけど、事務所がある石神井公園の街を僕らがひたすら音楽に合わせて歩いているという映像なんです。僕らが音楽を作っている街をみんなに見て欲しくて、そういう作品にしました。「Team B」という曲自体は、メンバーとかチームへの日頃言えない想い、感謝の気持ちがメインテーマなんですけど、先ほども言ったように、もう4人じゃないんですよね、Rhythmic Toy Worldっていうバンドが。ライヴをやれるっていうことは、聴いてくれる人がいてくれないと成り立たないことなので、Rhythmic Toy Worldの音楽を好きで聴いてくれる人もみんな「Teamぶっちぎり」なんだよっていう気持ちです。だから、初めて書いたRhythmic Toy Worldのテーマソングというくらいの歌ですね。一生、このテーマ曲が鳴り続けるんだろうなっていうくらい大事な曲です。

須藤:こういうみんなで盛り上がる曲が欲しかったんです。テーマ曲みたいにライヴで盛り上がる曲で、なおかつ、このアルバム自体が1stフル・アルバムと合わせて聴くことですごく聴き応えがあると思います。1stって結構斜に構えたというか、色んな曲で僕らの魅力を知ってほしいと思って作ったアルバムなんですけど、それだとちょっとセットリストが組みづらかったんです。そこにこの2ndを入れるとかみ合わせが良いというか、両方引き立つと思うんです。だからライヴでも盛り上がれる「Team B」にはすごく感謝ですね。

内田:MVが出る前から、ライヴでやったらすごい盛り上がりだったんですよ。「こういう景色が作りたい」って思って作りだした景色がそこにあったというか。音源が出ていない状態で、曲が始まって3、4分で終わるまでにその景色を作ることができる曲の力にさらに自信をつけました。今後、自分たち主催で自分たちを愛してくれる人たちが来てくれるツアーで、この曲がどう暴れてくれるのかなって。曲に負けないくらいのライヴをやらなきゃダメだなって思います。曲のエネルギーがすごいので振り落とされないようにしないと。

──「Team B」以外の曲で、それぞれ自分が推したい曲と聴きどころを挙げてもらえますか?

内田:僕は「Cheki-Cheki」ですね。この曲はアルバムの一番最後に作った曲で、レコーディングも一度終わって、さらに今のこの良い状態でもう1曲作ったらどういう曲になるんだろうっていう感覚で作った曲なんです。歌詞も最後に書いた言葉なので、『「HEY!」』というアルバムが完成間近の状態で出てきた、一番最初に『「HEY!」』を感じた僕が書いた言葉というか。本当だったら、『「HEY!」』という作品があって次の作品でそういうものが出るはずなんですが、でもそれがフライングで、『「HEY!」』に触れた一番最新の自分がここに入っているという、ちょっと面白い曲ですね。すごく包容力のある曲だなって自分でも感じていて、かなり良いアンセムになったと思います。

──「Team B」と同じく、みんなで声を出せる曲ですよね。

内田:そうですね。僕の最後に書いた歌詞が“「感情が無ければ良かったのにな」~”っていう歌詞の部分なんですよ。この部分は制作していた時のことを思い出しながら書いたというか、すべて今に繋がっているんだなっていうのを、すごくシンプルな言葉で飾らずにここに置けたというのが、僕の中で「ああ、これは絶対良い作品になるな」っていう瞬間だったんです。だからこの歌詞の部分はこのアルバム1枚を通しても超絶エモーショナルな歌い方をしているので、そこを注目して聴いてもらいたいです。

岸:僕は「あなたに出会えて」です。いつも、レコーディングのときに初めて内田の歌詞を聴くんですけど、この曲のボーカル録りのときに、すごく良い恋愛の曲だなって思って感動して泣いちゃったんです。でも後で内田に訊いたら、恋愛の曲じゃなくて、今までお世話になった人たちへの曲だっていうのを知って。人によって色んな捉え方ができる曲なんだな、すごいなって思いました。ギタープレイはイントロのフレーズでスライドを入れて弾いていて、簡単そうに聴こえると思うんですけど、ちょっとすぐにはコピーできないようなフレーズになっているんです。それと、この前野村義男さんのラジオに出させていただいたんですけど、「変態的なギターフレーズを弾くね」って言われて嬉しかったです(笑)。

須藤:僕が気に入っている曲は「Dear Mr.FOOL」ですね。この曲はRhythmic Toy World史上初めて、スクラッチ音を同期で入れているんですけど、それが入ることによって、また違うエッセンスになってます。ベースドラムに関して言えばリズムで手綱を引いている感じというか、AメロBメロで細かくしたり大きくしたりして、サビでバーンと走らせるイメージでお客さんも乗りやすくて自分らも上がりやすい感じ、なおかつ途中の“K. U. SO. KUSO”っていうところからの刻みがあるんですけど、岸君が掻き鳴らしているところとスクラッチの音が絶妙。エンジニアさんとどこにスクラッチを入れるかみんなで話し合って、最高のところをサンプリングしてきて。かなりライヴでも楽しめるんで超おすすめです。

磯村:僕の推したい曲は「ウソカマコトカ」です。アルバム13曲を通して、ドラムは結構新しいことにチャレンジしていて、この曲もシングルペダルなんですけど、ダブルのキックを追っかけサビのところで入れているんです。ドラムって縁の下の力持ちというか、聴こえているけどあんまり気にしていない人もいると思うんですけど、すごくメロディに寄せていて、なおかつ少し前にでしゃばっている感もあり、というのが上手くできた曲ですね。途中でもジャズっぽいウォーキングベースや4つ打ちが入ったりという、すごくリズムで遊んでいる曲だと思うんですよ。今回の13曲の中で曲中にそこまで変化しているのはこの曲だけだと思うので、楽曲的に面白いと思います。ハッピーな中にあってダークな面を出している、それがまたRhythmic Toy Worldというバンドを出せてるかなって思います。

──対バンツアーに始まり、秋にはワンマン・ツアーがファイナルの赤坂BLITZ(10月21日)まで続きますが、どんなツアーになりそうですか?

岸:前回のツアーでライヴをしながら、「こういう曲を作ったら良いよね」って話しながら作ったアルバムなので、またそういう新たな発見ができるのが楽しみですし、また成長できる自分たちに出会いたいですね。

須藤:各地で待っているお客さんがいますし、本当に最高のアルバムが出来たので、あとは事故なく無事にツアーを成功させたいと思います。赤坂BLITZが終わって打ち上げが終わって家に帰るまでがツアーです。

磯村:ただただ、すごく楽しみなツアーです。ドラムって、お客さんの顔もメンバーの顔も全部見れる特等席だと思っているので、自分も楽しみつつ成長しつつツアーファイナルに向けて頑張りたいです。

内田:ツアーって全国各地の人に会いに行くというものですけど、バンド的な目線で言うとじつはそれだけではなくて、“自分たちが今どういうバンドなのか?”というのを確認できるチャンスというのもあるんです。具体的に言うと、例えば以前なら対バンに誘っても断られたりとかいうこともあったので。やっぱり対バンしてメリットを感じてもらえるバンド、一緒にやりたいと思わせるバンドになれているかどうかってすごく大事なことだと思うんです。今回のツアーは過去最高ともいえる対バンのメンツに恵まれていたり、ずっとやりたかった憧れの先輩バンドも2つ返事でOKをくれたりとか、他のバンドさんも僕らとツアーをまわることを楽しみにしてくれてるんだなっていうのが始まる前からすでに嬉しいです。それに、各地で待っている人たちのワクワク感もすごく伝わってくるので、そこに僕らが自身で最高だと思えるアルバムを持って行けることがすごく楽しみですね。ぜひ楽しみにしていてください。

取材・文●岡本貴之

『「HEY!」』
STR-1040 全13 曲 ¥2,500(tax out)
JAN:4571316560718
発売元:STROKE RECORDS
販売元:JAPAN MUSIC SYSTEM
1.あなたに出会えて
2.Dear Mr.FOOL(MV) ※テレビ東京系「ゴッドタン」7月度EDテーマ曲
3.あの日見た青空はきっと今日に続いている
4.ウソカマコトカ
5.輝きだす(MV) ※森永製菓「DARS」CMタイアップ曲
6.MUSHIBA
7.ミーン宣言
8.かごめかごめ
9.W.W
10.カルテット
11.Cheki-Cheki
12.24時間方程式
13.Team B(MV)

ライブ・イベント情報
<「HEY!」の「HEY!」による「HEY!」の為のツアー>
7月15日千葉LOOK
7月22日長崎Studio Do
7月23日熊本Django
7月24日大分club SPOT
7月26日小倉FUSE
7月30日郡山CLUB #9
8月2日秋田LIVESPOT2000
8月3日岩手the five morioka
8月10日神戸MUSIC ZOO KOBE 太陽と虎
8月11日京都GROWLY
8月19日LIVE HOUSE 小田原姿麗人
8月23日前橋DYVER
8月25日金沢LIVE HOUSE vanvanV4
8月26日富山ソウルパワー
9月10日静岡UMBER
9月11日松阪M'AXA
9月13日岡山CRAZYMAMA 2nd Room
9月14日高松DIME
9月18日宇都宮HEAVEN'S ROCK VJ-2
9月22日札幌BESSIE HALL
9月24日水戸LIGHT HOUSE
9月30日広島4.14
10月2日福岡Queblick
10月6日仙台MACANA
10月12日名古屋CLUB QUATTRO
10月14日心斎橋Music Club JANUS
10月21日赤坂BLITZ

最終更新:7月10日(日)12時4分

BARKS

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。