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日ハム増井、栗山監督が「命がけで考えて」先発転向 過去の成功例は?

Full-Count 7/10(日) 7:10配信

開幕から不振の守護神が先発へ、過去にリリーフから先発へ配置転換された投手は?

 日本ハムの栗山英樹監督が9日、守護神・増井浩俊投手を抑えに転向させると明かした。8日に1軍練習に参加した増井と会談。後半戦から先発として起用させる方針を伝えたという。栗山監督は「後半、先発させる。命がけで考えた。増井のために、チームが優勝するために何が必要か。日本一になるためのこちらからのお願い」と明かした。

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 増井は15年に球団タイ記録の39セーブをマーク。今季は21試合登板で3勝2敗10セーブも、防御率6.30。決め球のフォークの精度が悪く、6月20日から2軍調整となっている。今後はイースタン・リーグで先発し、1軍登板の準備を備える。

 絶対的リリーフから先発と思い切った配置転換。過去にリリーフから先発への配置転換した投手を振り返ってみよう。

◯ソフトバンク・摂津正

 09年は中継ぎとしてファルケンボーグ、馬原孝浩と勝ちパターンを確率。リーグ最多70試合登板、34ホールドで最優秀中継ぎ投手、新人王のタイトルを獲得した。10年は稲尾和久以来となる2年連続70試合登板を達成した。しかし、勤続疲労が心配された11年から先発へ転向。11年14勝、12年17勝、13年15勝、14年10勝、15年10勝と5年連続で2ケタ勝利を挙げた。今季は0勝2敗、防御率9.42。4月8日から2軍調整となっている。

阪神藤川は4年ぶりに復帰した今季開幕から先発転向も…

◯DeNA・山口俊

 抑えとして10年30セーブ、11年34セーブと2年連続で大台到達。13年まで救援だったが、14年は開幕から不振で5月に先発転向。同年6月、9月と2度の月間MVPを獲得した。最終的に8勝5敗3ホールド、防御率2.90と好成績を残した。15、16年は先発投手を務めている。

◯阪神・藤川球児
 
 05年に当時のプロ野球記録となるシーズン80試合登板。07年はプロ野球記録の46セーブ。最優秀中継ぎ、最多セーブを各2度受賞した。4年ぶりに阪神に復帰した今季は開幕から先発転向。5試合先発し1勝2敗、防御率6.12。5月中旬からリリーフへ再転向。救援ではここまで19試合登板、2勝3敗2セーブ、7ホールドの成績を残している。

 かつては広島の大野豊が88年に沢村賞、最優秀防御率に輝き、91年に最優秀救援投手。97年に最優秀防御率と再び先発タイトルを獲得し、先発、救援で共に結果を出した。

 歴代37位タイの通算83セーブを挙げている増井。10年には13試合登板、3勝4敗、防御率4.35と先発を結果を出せなかったが、復活へ向けてシーズン中の大胆な配置転換が功を奏すのか注目だ。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

最終更新:7/10(日) 7:10

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